アメリカ英語とイギリス英語の語彙の違いをテーマにしたミニ・ドラマみたいなCDブックの「初めてのロンドン」よりは英会話本として優れています。著者も書いていますが、この「イギリス英語教本ベーシックコース」は教本ということで英語というものの初心者用に（イギリス英語の初心者ということではなく！）書いているため、今さらという感じの文法的説明があるので私も邪魔ですねえ…
表現はイギリス英語の代表的な（あちこちで出てくるという意味の…）表現ばかりで構成されています。その表現に慣れるため３つの例文が吹き込まれています。また、表現を身に付けるための練習問題もありますが、中学英語の復習みたいなものまであるのは、繰り返しますが、英語の教本として作ったためです。したがって、吹き込まれた内容も聴き取りやすい平易なものばかりで、この本の対象者は英語を基本から復習する人か、イギリス英語の発音に慣れたい人用でしょうかねえ…

イギリス人夫婦とその知人達の会話はとっても参考になりました。
文法の解説はいまさら、って感じでなくてもいいと思います。