Oxfordの言語学シリーズは読みやすく高い評価を得ています。この本も初めての人を対象として、語用論の概要を学べます。語用論という分野が抽象的な学問なので、これを読んで講義などを聞くとより理解が深まります。表紙もちょっとかっこいいです。

この本は語用論に初めて接する読者向けに書かれた入門書です。平易な英語で書かれているので、初心者には最適ですが、カバーされている内容が限定されているので、この本だけだと物足りない感じがします。他の本と併用して読まれることをお勧めします。

　深くひとつのトãƒ"ックに絞ってるというよりも、ダイクシスやポライトネス、発話行為などについてどういうものか、ã‚'一通り述べています。　章が独立ã-ているのでæ°-負わず読めるã-、レイアウトとç'™ã‚‚きれいで見やすいです。　最初の章では統語è«-、意å'³è«-、語ç"¨è«-の定義や、形式意å'³è«-についても簡単にç'¹ä»‹ã-ています。

　語ç"¨è«-のå...¥é-€æ›¸ã¯ä»-にもいい本がありますが、ã"れもいい本です。　基本的なç"¨èªžã‚‚ã"の本で覚えられると思います(巻末のglossaryで簡単な説明æ-‡ã¨ä¸€ç·'にまとめてあります)。　語ç"¨è«-の概観書なので、初心è€...には知らない単語が次ã€...出てくるように感じるかもã-れませã‚"が、説明æ-‡è‡ªä½"は難ã-くありませã‚"。

　å '所によってはスカスカに感じるとã"ろがありますが、量がかさばらないように考!æ...!!®ã-たものと思います。　また参考æ-‡çŒ®ã®ãƒªã‚¹ãƒˆã«ã¯ã€é›£æ˜"度別に3段階で印がついており、さらに勉強するにあたって参考になると思います。

Oxford Introシリーズのひとつ。大学のテキストとして使用されるようであるが、語用論の概略を知る上で非常に役にたつ。またあるトピックについて興味が湧き調べたい場合には、文献のリストとレベルが書いてあり、調べやすいのも特徴だ。テキストのボリュームも薄いため、熱心でない学生や英語があまり得意でない学生にも読みやすいだろうと思われる。

ただ値段が海外定価の２倍以上というのは高すぎるかもしれません。