担当者のモチベーションをあげるにはいいけど…
★★☆☆☆
新入社員の育て方−−特にタイトルにある“教科書”というフレーズにひかれ買いました。
最近、ゆとり教育世代がじゃんじゃん社会人になって、どうも働くという本質を理解しないまま、仕事に取り組んでいる気がして、その解決策のヒントになればと思い読みました。
私のような部下に新入社員が配属されてどのように育成したらいいかというよりも、新人研修の担当者向けに書かれた本です。
カリキュラムの作り方などの解説は少しあるものの、主に著者の体験談(エピソード)にほとんどページを割かれています。さくさく読めてしまうので1〜2日もあれば読み切ってしまえるでしょう。
自分で考え行動できる社員に育てるには、まず目的をはっきりさせるとあるが、その目的をはっきりさせるための研修方法や人材育成手法の解説がなく、“教科書”と呼ぶには物足りなさを感じ、星を2つにしました。
ただ、体験談を読んでいるうちに、新人研修を担当する人ならモチベーションがあがりそうな内容です。具体的な手法を期待しなければ、セミナーに行く代わりにこの本でモチベーションをあげられるので、そういう意味では良著かもしれませんが…。
人事や採用担当のみならず、就職活動中や内定者の方々にも良い
★★★★★
私は新入社員として、今年の3月より研修を受けます。心構えとしてこの本を読みました。一気に読めます。
著者は一部上場企業の人材育成部門のエキスパートです。著者の実体験をその時の会話を交えながら、とても具体的に書かれています。失敗談やその時々の自分の未熟さをも包み隠さず語ってくれ、会話が実際のストーリーとして頭に入ってくるので印象的かつ、楽しく読めます。
本の体裁も読みやすいように重要箇所は太字で表記され、各項目ごとの終わりにはポイントでまとめられています。忙しい方は目次とこのポイント部分を読むだけでも効果があるかと思います。
昨今よく見るテクニック本とは違い、基礎基本を押さえる堅実さがあり、著者の情熱もしっかり伝わってくる良い本です。「読む」だけでなく、「考える」ことを強調するあたりにも人材育成のプロらしさが見えます。これを読めば人材育成や会社、働くことに対する意識が大きく変革、向上するのではないでしょうか。また、自身の成長も感じられるでしょう。
人材育成の最前線にいる方だけでなく、人に対して教える立場にある方、また逆に教えてもらう立ち場にある方にも読んでいただきたい本です。
部下育成に役立てる
★★★★★
部下育成のできない・・・
いえ、
する気のない上司というのが多くって困ります。
是非、読んでチャレンジしてもらいたいものです。
わかりやすく
読みやすいので
おすすめです。
人材育成のきっかけになる本です!
★★★★☆
「教科書」って、こうしないと!って感じだけど
内容は、中身はすごく簡単に書かれていて
すーと、入ってくる感じです。
どうしたらいいだろう???と
試行錯誤されている方には、持ってこいだと思います
自分の行動なども見直すことができる
きっかけになる本だと思います。
担当者のみならず、広く読んで欲しい本
★★★★★
「教科書」という名にふさわしく、本当に実務的な内容でいろいろ活用できそう。
同時に、単に教科書的なだけではなく、著者の体験談も豊富に載っており、いろいろ考えさせられることも多かった。
人事や教育担当者のみならず、部下や後輩を持つ人に、広く読んでもらいたい本。