しかし、独特の語り口に、肝心の息子が拒絶反応。「お母さん、この人の文章好きになれないや・・」で、万事休すでした。雑誌のコラム的な文章とでもいうのでしょうか、とにかく軽快で友達のような語り口。
たとえば、分数には「ナメクジ」を○人で分けたり、「サナダムシ」を○人で分けたりの「たとえ」による説明が出てきます。これは私にとっても、冗談が過ぎるという気がしました。普段から娯楽雑誌などの文章に馴染んでいて、こういうのに抵抗を示さず、むしろ楽しめるというお子さんにとっては、良い参考書だと思います。