ウィリアムスは通常、映画音楽を作るときは原作には頼らないようにしている。しかし今回は、J.K.ローリングのハリー・ポッター第1作から大いに創作意欲を刺激され、全体の核となるぴったりのモチーフ(<19>にはっきりと表れている)を作り出したといわれている。それは、はじめはチェレスタ(鐘のような音を出すピアノに似た楽器)による可憐なワルツのように聞こえるが、やがてそこに無数の心象風景や背景ムードを表現した音の装飾が美しくほどこされていく。特に、監督クリス・コロンブスの作り出す暗いトーンにぴったりの不吉な感じの音が効果的によく使われている。明らかに、サン・サーンスとチャイコフスキー(他にも何人かいるのだが)風のメロディーを幻想的にアレンジしたような印象があるのは否めないが、映画のすばらしいハイライトシーンで息つく暇もないほどの緊張感を盛り上げる<10>はウィリアムスの代表的な一曲となるであろう。
あちらこちらでウィリアムス自身の作品からの盗用(当然それは『フック』や『スターウォーズ』のテーマからの変形ということになるわけだが)の跡が見うけられるが、それでもなお『ハリー・ポッター』のミステリアスでマジカルな世界を文句なくあざやかに描き出している。(Jeff Shannon, Amazon.com)
そこで皆さんにお勧め☆
“PROLOUGE”を、物音ひとつしない、静かな暗闇の中で聴いてみてください。
「プロローグ」だけに、これからどんな魔法が私たちを待っているんだろう?と心が躍り、感動の涙さえ出てきます。
きっと、あやしくも綺麗な音色に、皆さんもハリーの魔法の世界へ引き込まれると思いますよ☆
でも!!この音楽が聴けただけでも儲けものでした!!家に帰って早速注文しちゃいました。
想像の世界が広がります。
物悲しい中にあやしい感じの漂うプロローグ。
クィディッチのマーチも好きですが、やはり、なんといってもヘドウィグのテーマですね。ここまで、盛り上がるか!という感じの終わり方が好きです。(本当はまだ続くけど)
響きがとてもよいです。お薦めです!
このCDは絶対買うべきです!!