Processingの教科書
★★★★☆
例題が多く、章末に穴埋め問題による応用と
はじめてProcessingを触る人に最適な一冊だと考えます。
内容はもちろんすべて英語ですが、絵も多くわかりやすく書かれています。
値段は少し高めですが、確実に上達します。
誰にも凄いことが出来そうな気にさせる本である
★★★★★
結論として言えば、すばらしい内容の本である。Processingがすばらしいことはもちろんだが、この本は単なるProcessingの解説書ではない。プログラミングの素養をみにつけさせ、この一冊程度で、ビデオ処理、サーバクライアント処理を含む多様な技術を使って、自分のアイディアを具現させることができるようにしているのである。前半は確かにかなり初歩的な内容であるが、後半は、難しさは抑えているもののなかなか濃い内容となっており、プログラミング経験者もうならせるものがある。あえて苦言を呈するとすれば、目次を工夫してほしかった。目次だけみると、全体がすべて初歩的な内容に限られるような印象がある。特に後半については、目次をもう少し細分して、すばらしい内容を想像できるようにしてほしかった。
Processing:わかりやすさではこれ
★★★★★
この本は、ニューヨーク大学ITPで生まれたものであり、さすがに教育のための配慮という点でよくできていて、まさにProcessingの教科書と言える。
たしかに「教科書」的なので、表紙も中身もレイアウトが地味だ。日本のこの分野の本は解説や図式もこの本と比べるとよくできているかもしれない。エディトリアル・デザイン的にはちっともよくない本だが、読んでみると、実質的に内容がまとめられていて、コンピュータのプログラムにほとんと知識がないような学生にも、一通りのプログラミングの基礎を学びながら、表現力を身につけることができるように編集されているのがわかる。アメリカでの評価も高いし、Processingとプログラミングを勉強しようと思う人にはぴったりの本だ。