みずのなか
★★★★☆
始めに書いておきますが、僕は怖い話が大好きです。というのも怖い話には、悲惨な状況設定がつきものですよね。そこにカタルシスを感じるからです。 さて、本作のストーリーですが、 主人公は、死んだ妻から届いた手紙に従い、サイレントヒルの町を訪れる。 しかし、そこに人影は無く、生物としてはあまりにも不可解な、怪物が徘徊していた…。 この様な状況で、本作のストーリーは語られていきます。 そのストーリーの中では、登場人物の置かれている状況についてはあまり、積極的には語られていないのですが、要所要所に配置されているテキストや、彼らのセリフ等から推察すると、彼らの背景にある深刻さが浮かび上がってきます。 僕は、最初のプレイでは、彼らの行動の意味がよく分かりませんでしたがW ただ、分からないなりにも、演出が素晴らしいなと思いました。彼らが感じているであろう不安を、恐怖を、憎しみを、プレイヤーにも煽り立てるのです!音を有効的につかって。やがて物語の最後に、主人公は一つの結末を迎えます。それは、プレイヤーによって(解釈の仕方によっても)異なります。個人的には、 『あなたが苦しんでいるのなら、わたしはそれでいい』 このセリフを聞いた時、主人公は救われたのだろうと、思いました。歪んでしまったけど、これは愛の物語なのだと思います。 決して、万人受けする作品ではありませんが、僕は、好きなゲームの一つに必ずこれを挙げます。興味をもたれたなら、どうぞ。
公式の解説は必見。
★★★★★
クリーチャーの解説はなる程、と思いましたね。このゲームは1と比べるとだいぶ大人向けの作品です。クリアしてイマイチだと思った人は是非とも解説を見てください。三角頭やその他クリーチャー全てに意味があります。
シリーズは全部プレイしましたがそれら全てを理解したとき、とてつもない作品だと思いました。ダントツで最高傑作ですね。
丁寧に作られたイベントシーン
★★★★☆
プレイした感想は
まずエンディングごとに
エンディングだけでなくその間のイベントにも
若干の違いがあるのがいい
ストーリー自体は
シリーズの中では独立した存在だが
良かった
しかし弾薬がたくさん落ちていて
接近武器が扱いにくいのでほとんどハンドガンだけでいけてしまう
シリーズの中じゃ一番簡単です
非常におもしろい
★★★★★
今まで有名なホラーゲームはぼちぼちやってきましたが,このシリーズより怖いものは今のところありません。
バイオハザードは1以外怖くありませんでしたし…
今作はストーリー重視で,怖いだけじゃなくておもしろかったですね。ただ,アクションの難易度が極端に低いのである程度慣れている人は最初からハードでもいいでしょう。
エンディングはいくつかありますが私はIn Water以外しっくりきませんでした。隠しエンディングはおもしろかったですが。
シリーズで一番怖いやつです。
★★★★★
ホラーゲームは怖くなければほかの部分がよくとも、傑作にはならないんですよね。バイオは1以外があまり怖くないんですよね。バイオを引き合いに出しましたが、こちらは内側からくる恐怖とでもいいましょうか、それに生理的な嫌悪感を加えたホラーゲームです。特筆すべきは悲壮感漂う深〜い物語にあり、作中にでてくる数々の人や物がうまい具合にリンクしていて、様々な考察の余地が与えられている点も物語の濃度に寄与しています 。まあ・・・、一番怖れるべきは心の闇なんですよね。