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フレディ・マーキュリーと私

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: ロッキングオン
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:ジム・ハットン/著 島田陽子/訳 出版社名:ロッキング・オン 発行年月:2004年05月 関連キーワード:フレデイ マーキユリー ト ワタクシ ふれでい まーきゆりー と わたくし、 ロツキング.オンシヤ ロツキングオンシヤ 9227 ろつきんぐ.おんしや ろつきんぐおんしや 9227、 ロツキング.オンシヤ ロツキングオンシヤ 9227 ろつきんぐ.おんしや ろつきんぐおんしや 9227 あの“ボーン・トゥ・ラブ・ユー”を生んだ不滅のラブ・ストーリー!伝説のスーパースター、フレディ・マーキュリーの“最愛の恋人”が綴った衝撃の手記。出会いからエイズとの闘病生活、最後の瞬間まで。 1 フレディって誰?2 誰を選ぶか決めてくれ3 秘密のウエディング・リング4 日本ショッピング・ツアー5 おまえはクビだ6 新しい家7 ダッキンガム宮殿8 隠れ家9 人間不信10 手の届かないところへ11 逃れられない現実12 ひとりきりの人
愛とは何かを教えてくれる本 ★★★★★
一気に読み終えました。
Queenのライブの強そうなフレディのイメージとは違う私生活の一面が垣間見られました。
最後までポジティブに病気に立ち向かったフレディが、最後の最後にモントルーの湖のほとりで病気と闘わないことをひそかに決心した場面などが、身近な立場から描かれていて、胸がしめつけられました。
その頃発売されたアルバム「イニュエンドウ」に収録された曲の中で「もう頑張らなくていい」と歌っていてそれらの曲を聴くと、フレディーの心情がさらに伝わってきて感動もひとしおです。

繊細で寂しがり屋のフレディが、最後に愛する人に出会うことが出来て、その人に看取られて逝ったのは本当に良かったです。生前、何でも持っているフレディに、何をあげれば喜んでくれるのだろうと悩む姿から、ジムさんが心底フレディを愛していたことが伝わり、愛することってこういうことなんだなあと改めて感じました。「何年もゲイシーンで生きてきて、傷つくたびに自分の中で壁ができていたけど、彼は一気にそれを壊した」「彼はけっして僕を変えようとしなかった」とジムが回想している場面は涙があふれました。


有名人の伝記というよりは、愛とは何かを改めて教えてくれる本だと思います。

Queenのメジャーな曲しか知らなかった私は最近、ライブの再放送をを見て改めてファンになりました。
まったく古臭さを感じさせないライブパフォーマンスや曲調の複雑さ、当時はもっと衝撃的だったでしょうね。
なぜもっと早くQueenをチェックしていなかったのか本当に悔やまれます。
『フレディ・マーキュリーと私』。 ★★★★★
 イギリスのミュージシャンの曲を初めて聞いたのが、1983年の12歳位の頃だったと思う。それまでは、日本のアイドルの『たのきんトリオ』や『松田聖子』とかを聞いていたのだが、中学に入った頃、オールナイトフジで、『ボーイ・ジョージ』を見てから、すっかり、イギリスのミュージシャンに魅せられてしまった。男でこんなに美しい人を見たのが初めてだったからだ。その後、『ワム!』で『ジョージ・マイケル』のセクシーなお尻に魅せられ、私の中学の3年間は、イギリスのミュージシャンに興奮しつつ、MTVでプロモーションビデオにハマル日々となった。
 
 そんな中、好きなミュージシャンの情報を得る為に、あらゆる音楽雑誌、TV番組等を漁っていく中、意識せずとも必ず無意識層に入ってきていたのが、『QUEEN』だった。
 そう、まさに『おひげのフレディ』である。『フレディ・マーキュリー』のおかげで、『ゲイ』という言葉とその意味も覚えたのである。

 その後、20歳になった頃、『フレディ・マーキュリー』がエイズで亡くなったというニュースを聞いた。『フレディ』と『エイズ』との結びつきになんら違和感を感じなかったのだが、その翌日、亡くなったというのを知った時には、特にファンでも無かったのだが、ショックだった。『明るく、前向きなゲイのおじさん』とずっと思っていたし、こんなことで死ぬとは思えなかったからだ。

 その後、さらにしばらく経った今、『QUEEN』にハマリはじめた。そうして、当然のことながら、『フレディ・マーキュリー』についても気になり始めた。
 
 そんな中で、出会ったのが、『フレディ』の恋人のジム・ハットンが書いた、『フレディ・マーキュリーと私』だった。

 あまり、期待せずに読んだのだが、読み進んでいく内に、本当の『フレディ・マーキュリー』に触れて、涙が止まらなかった。また、『ゲイ』、『同性愛』というものがどういうものかも理解できた。何度も繰り返し読んでは、『QUEEN』、『フレディ・マーキュリー』の曲を浴びる様に聴いた。そして、涙はずっと止まらなかった。 

 子供の頃、『明るく、前向きなゲイのおじさん』と思っていた、『フレディ・マーキュリー』は、今では、完全に違う見方に変わった。
 
 でも、変わらないのは、『どこまでも前向きだったこと。』

 この本でも、「『エイズ』になっても弱音を吐かなかった。」と、恋人のジム・ハットンは言っている。その、ポジティブシンキングと、すべてを自分自身で解決していく強い意志には、深い感銘を受ける。私は、この本に出会ったおかげで、全く死ぬのが怖く無くなってしまった。また、『愛』という、ある意味、不確かなものに対して、信頼を寄せることもできた。『愛』に疑念を感じたら、読むといいかも知れない。そういう意味でも、とても、『ラブリー』な本なのである。


 『フレディ』と同じ時代を生きることができて良かったと思う。
毎日読んで毎日泣けます ★★★★★
フレディに関する本を他にも読みました。
彼が彼自身を語るインタビュー集も読みましたが
それだけでは知ることのできなかった
もっと本当の彼のことを この本をで知った気がします。

ジムさんの書いたこの本は 恋をする女の子の書いた日記のようにも感じられ、
偉大なミュージシャンである彼を とても身近に感じることができました。
メアリーさんとフレディの関係には 家族愛のようなものを感じましたが、
ジムさんとフレディの関係は 本当に 恋なんだなぁーと思いました。
愛する彼をそばに感じながら 静かに旅立っていくことができたフレディは
きっと 本当に 幸せだったと思います。

この本を読み、私は フレディと彼の歌う曲を
今までよりも もっともっと好きになりました。
これからも 読むたびに 好きになっていくと思います。
そんなふうに思う人は きっと 他にもいるんじゃないかと思います。

この本は 暴露本ではないと私は思います。
フレディへの ラブレターだと思いました。
フレディの本来の姿・・・ ★★★★★
フレディーの私生活が(ゲイとしての)ファンとしては複雑な内容だと思っていたのでなかなか手に取ることができなかった。
特に最初のほうでジム・八ットンが所蔵するプライベートなスナップ写真を見たときに、うげ〜!!!同じ口髭のおっさん二人がイチャイチャして気持ち悪ぅ〜と拒絶反応を起こしそうになったのは事実。(ごめんフレディー)
でも読み進めていくうちに、二人の関係がとてもリアルに描写されており、ゲイ友との愉快な共同生活がほのぼのと描かれていた。
きっとフレディは極度のさみしがり屋…孤独感をずっと抱えて生きていたのではないかしら?と思うのです。有名になってお金に困らなくなると友人は増えるけれど、それが本当の友情からのものか、お金目当てなのか分からない…そんな不信感もあったのかな?
でも、信頼できる限られた友に対してあふれるほどの愛を注ぎ、その人たちの行く末まで心配し、財産を分けるなんて。
フレディの秘書メアリー・オースティンのことが度々出てくるが、ただの秘書なのになぜ彼女がすべての実権を握っているようにさえ感じるのが不思議だった。
フレディが残したガーデンロッジや遺産の一部は彼女のものだし、フレディの態度から察するにまるで彼女はある意味、本妻みたいに頼られていたのかも知れない。
そうでなければちょっと辻褄が合わないような気がする。
昔のガールフレンドとも聞いたことがあるが・・・一番古い付き合いだからとは片づけられない。そう言った意味で、ジムは愛人ということになるのかな?
本妻と愛人・・・みたいな力加減でしょうか。
悲しかったのはフレディの最期ですね・・・。
エイズに食い尽くされるような描写がとても辛かったです。
でも心から愛した友たちに囲まれて、世話をしてもらって、どれだけ安堵していたかわかりません。彼の最後の歌にはたくさんの遺言のような歌詞がありますね。
私は時々それらをじっと噛みしめながら聞くのが好きです。
フレディは最後に見たんだと思います。
死を覚悟し、受け入れてからは・・・
永遠に輝ける世界を・・・
その中へ入っていく自分を・・・
自由奔放で明るくて・・・無邪気な彼が本来の姿だったとわかって嬉しかったです。


本当のフレディ・マーキュリー ★★★★★
この本は、低レベルの暴露本では決してありません。QUEENのボーカル、フレディ・マーキュリーが大好きでした。しかし、今から17年前、HIVポジティブと同時に死亡の報道があり、ステージの力強さとあまりにもの現実のギャップに落ち込みました。しかし、この本と出会い、本当の愛というものが解った気がしています。フレディは、本当にやさしく繊細な人であったと感じました。著書の中に、日本での旅行のことが多く書かれています。日本と英国との共通点を改めて感じましたし、日本を好きでいてくれてありがとう。フレディは、今でも世界一のエンターティナーだと思います。著者ジム ハットンさんがお元気でいて下さることをお祈りいたします。