対象になったアルバム名(EP含む)をすべて挙げると、
「Notes From the Underground」('91)
「It's a Jungle in Here」('93)
「Friday Afternoon in the Universe」('95)
「Shack-Man」('96)
「Bubblehouse EP」('96)
これらから激ヤバ珠玉の12曲。そしてこのベスト盤の最後を飾るのは何と
彼らのコロラドでの未発表ライブ音源♪MMWのショウを生で体感した事の
無い人には、彼らの本領、本当の音、姿を垣間見れる貴重な音源だと思います。クリスのBASS太過ぎ♪!!
MMWを語る上で絶対に外せないオリジナリティー溢れる多彩な曲が頭からお尻まで詰まってるんですが、特に強烈な曲を何曲か特記します。
1.「Chubb Sub」(new mix)
まさにMMWな音、Chris Woodの激しくも流動するウッドベースに、John Medeski印の歪んだオルガン、Billy Martinの巧みなドラムが絡んで生み出すオーガニック・グルーヴには、イントロから首を振らずにはいられない。
2.「Bubblehouse」
MMWのふぁんくROCK魂を感じるチョ~~~やばい1曲。この音数の少なさで、ここまで聴いている者の気持ちを抑揚できる3人の力をとくと見せつけられる。ライブのアンコールでやられた時は、脳味噌直撃興奮の末に昇天寸前でした。中毒度最高。
11.「Bemsha Swing~Lively Up Yourself」
Thelonius Monkの名曲べムシャ・スイングをBillyのワンドロップDRUMとMedeskiのピアノでスウィンギンREGGAE味に。途中、全く違和感無くインサートされるのがBob Marleyのライブリーアップユアセルフ。こんな個性の強い2曲を一つにまとめてしまう3人の音楽センスに脱帽、敬服。
Steven Bernstein率いるブラス隊も気持ちイイ。
隊長このちょいと前衛がかっているバンドがベストなんすけど、それってブーム終焉を前もって精算してるんすかね。
ある意味じゃそれはそうじゃ。今買っておかなきゃだめじゃのう。
ニ度目のベストコンピはありえないということじゃな。
SAVE THE LAST BEST CD FOR US ということじゃな。
10点中9点