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ユビキタス時代に勝つソニー型ビジネスモデル (B&Tブックス)

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日刊工業新聞社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:原田節雄/著 出版社名:日刊工業新聞社 シリーズ名:B&Tブックス 発行年月:2004年03月 関連キーワード:ユビキタス ジダイ ニ カツ ソニーガタ ビジネス モデル ビー アンド テイー ブツクス ゆびきたす じだい に かつ そにーがた びじねす もでる びー あんど ていー ぶつくす、 ニツカン コウギヨウ シンブンシヤ ニツカンコウギヨウシンブンシヤ 5719 につかん こうぎよう しんぶんしや につかんこうぎようしんぶんしや 5719、 ニツカン コウギヨウ シンブンシヤ ニツカンコウギヨウシンブンシヤ 5719 につかん こうぎよう しんぶんしや につかんこうぎようしんぶんしや 5719 家電業界盛衰の歴史と家電企業組織の全貌を熟知する筆者が、個電(Stand‐alone)の時代といわれた二〇世紀と、デジタルとユビキタスネットワーク(Anytime Anywhere Anyone)の時代といわれる二一
ソニーの底力、国際標準化の舞台裏。 ★★★★☆
エレクトロニクス・メーカーは国内外を問わず数多い。
数多いメーカーが存在しても、フォーマット策定能力(デジュール、デファクトともに)が高いメーカーとなると行き成り数が絞られてくる。
ソニーは、その数少ないメーカーの筆頭、即ちフォーマット・メーカーであることが良く判った。
『SONY』のブランドの有無に拘らず、ソニーが世の中に送り出した製品には、ソニーにしか成し遂げられなかったビジネスモデルと舞台裏があったのだ。
企業の社会的貢献の意味では、『SONY』ブランドが付いていないモノにこそソニーの真骨頂があるのかもしれないと思う。
具体的な例示に関しては、本書に詳しいのでご一読を。
ソニーのことがよくわかった。 ★★★★★
 「製造・販売業」から「製造・サービス業」への企業変身を説く本書は、製造業ビジネスの将来について一つの方向性を示す好著であろう。製造業ビジネスモデルとデファクトスタンダード獲得は、互いに密接にリンクしている。ソニーに勤務する著者は、ソニーと他社との企業間アライアンスをリードし、フィリップスと手を組み、ソニーが開発した非接触型ICカード(JRのタッチアンドゴーカード)規格の国際標準化を成功させている。現在は、ソニーが発売するプレイステーションポータブル(PSP)に搭載されている6cm径の光ディスク(UMD)の業界統一規格標準化をリードしている。本書の内容は、技術規格標準化を中心に置いて展開されているが、標準化の門外漢にもわかり易いように、JR東日本のスイカ(Suica)やJR西日本のイコカ(ICOCA)を21世紀型ビジネスモデルの実例として取り上げている。
 多種のフォーマットが混在しているDVDの標準化でわかるように、エレクトロニクス製品のデファクトスタンダードが成立しにくくなった。著者は、本書で「ユビキタススタンダード」という新しい言葉を読者に紹介し、デファクトスタンダード全盛時代の次に来るべき時代について語る。また、エレクトロニクス産業だけでなく、広く製造業が21世紀に直面している低収益という問題に対して、一つの解をわかり易く読者に伝える。その21世紀の企業ビジネスを伝える著者の視点が、すべてにおいて独特であり斬新でもある。次の時代に勝ち残るべき企業経営者および中間管理職にとって必読の一冊だ。