「夏のぬけがら」という世界観
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夏のぬけがら、つまり夏ということで連想されるものは多い。ありとあらゆるものから生まれる、夏というものが詰まったアルバム。
詩があふれる世界の中で静かにゆったりと流れる時間と音楽の中で確かに存在するものを感じる。
今となって聴いてみるとブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズのどれでもない真島昌利という音楽がこのCDにあり、ソロ作品は全て同様のことが言える。バンドから離れての彼の音楽性を知り感じるためには入門ともなる。断片的ではあるがバンドでも見られた一面が出てくる。ただ、やはりソロということだけあり、音楽性という意味では非常に意思、意味が強い。
一から終わりまで全部聴き流すうちに、夏をなるほど、と思うようになる。いつまでもあり、必ず経験するものであるが、その同じことに触れて忘れかけた感覚や遠い日を思い出すかのような気持になるのは謎。だがきっと誰もが持つ印象のはず。聴きごたえ、というより聴いて思うこと、感じるものが非常にあった。
音楽という枠を超えることとはまさにこういうことだと思えるアルバム。
真島さんらしい
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このアルバムはいつ聴いても、本当に温かいです。リリースされてから長い年月がたっていますが、曲の中の風景は今もそのまま時が流れているようです。真島さんの育った環境と関係ない私までも、同じ経験をしたかのような、不思議な郷愁の想いにかられます。とても温かで、いつもは激しくロックを歌う真島さんですが、私の中では、真島さんらしい一枚だと思っています。大好きなアルバムです。
とてもいいです
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マーシーのファースト・ソロ・アルバム。全体的に夏をテーマにした楽曲が満載で、そしてそれはサザンやTUBEといったバンドとはまた違い、とても切なくて哀愁が漂っています。全曲外れなしの、邦楽史に残る名盤でしょう。これは聴かないと損ですよ。
ただ、ブルーハーツやハイロウズ、クロマニヨンズでの「ロックンローラーなマーシー」の方が好きだ、という方にはあまりお勧めは出来ないかもしれません。具体的にはブルーハーツでの「DUG OUT」、ハイロウズでの「Relaxin'with THE HIGH-LOWS」に収録されているマーシー曲が好きだという方は、きっとこのアルバムも気に入って頂けると思います。
永遠の一枚
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初めてこのレコードを聴いてから二十年近く。
ずっと、私の生活のそばにあって、
今でも、聴くたびに心揺さぶられる。
出会えた事を幸せに思える、静かな、永遠の一枚。
夏の思い出がよみがえってくる
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なんかもう、夏のいいところを全部何から何までつめこんだという感じ。
切なさもあったり、暑さもあったり、夏休みのワクワク感やプール帰りのあのけだるい感じとか、他にもいっぱい、夏の風情がつめこまれてる。
マーシーのソロ作品の第一作目。
スピッツの草野マサムネさんもこの作品が大好きだそうだ。
いやーわかるね。
そういう切なさやけだるさも全部ひっくるめて夏が大好きな僕は、このアルバムをきいているだけで気持ちがいい。
マーシーの書く詩はどこか子供っぽくて、公園であそんでたあの頃の楽しい気持ちとか、いろいろ感じられる。
そして優しいよね、これ。
夏~夏の終わりに聞きたくなるアルバムC…
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夏~夏の終わりに聞きたくなるアルバムCDでした。ノスタルジックな気分になります。
最高のアルバム。ノスタルジックな夏を満…
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最高のアルバム。ノスタルジックな夏を満喫できる