いいよ
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イカ天で初めて彼らを見て、ライブにも行きました。固い事は言いません。こんなおとらくもあるんだな〜 と、お楽しみ下さいまし。
まさに重要無形文化財!!
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日本ロック孤高の逸品と言い切ってしまいましょう!このデビュー作で彼らの音楽性がすでに完成している。
個々の作品についてはヴィルヘルムさんが書いているので割愛するとして
深い詩の世界 実に緻密に練り上げられた曲展開 とにかく日本文化をここまで噛みしめながら
聴け、なおかつメタルサウンドとマッチさせた例はないでしょうね。
また様々な可能性を感じるバンドでもあります 浄瑠璃的な作品や一龍斉貞水さんのような講談的な
ものも案外簡単に消化してしまうんじゃないかな。 とにかく凄いアルバム!
強烈無比のドライヴ感!
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いわゆる異形ハード・ロックの始祖として数々の名作を発表している人間椅子。
単にアルバムの出来がいいというなら三枚目の『黄金の夜明け』か
四枚目の『羅生門』だろうが、ドライヴ感の凄まじさでは何と言ってもこれ!
鈴木研一のベースと上館徳芳(何と読むのだろう?)のドラムの絡みが
一曲目「鉄格子黙示録」から最終曲「桜の森の満開の下」まで鳥肌が立つほどスリリング。
上館氏のドラミングは、普段は地味だが決めるときには決めるタイプのプレイで、
曲をドライヴさせるのがとにかく上手かった。私などは未だに脱退を惜しんでいる。
異形でも何でもいいから、とにかくカッコいいハード・ロックを聴いてみたい方は
こいつを聴いてみて下さい。体が腰から背骨から、勝手に動き出しちゃいますから。
これは文学作品なのかもしれない
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太宰が、坂口が、そして江戸川乱歩が生きていたら、きっと人間椅子を絶賛したに違いない!
人間椅子という唯一無二の個性を持つバンドの方向性を決めた一枚といわれている通り、このアルバムがなければ人間椅子は世に出なかったといえるでしょう。
楽曲のテーマはそれぞれ違いますが、根底に流れるのは昔の東北や日本海の寒村のイメージ。ハードロックだけど映像詩のような一枚です。
私事ながら、引越しのどさくさで初版を紛失して今回十数年ぶりに買いなおしたのですが、次に紛失しても必ず買うでしょう。
人間椅子の皆さまには初心を忘れることなく、猟奇の世界、心の闇を歌い続けて欲しいです。
おいしい毒
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何故まあこんなにも日本的な、文学的な歌詞とヘヴィメタルな曲調がマッチするのか。
その独創性も然る事ながら曲の完成度・演奏力に申し分なく、イヤっちゅーほど椅子の世界に引き込まれてしまう。
おいしい毒のようなこの音楽を聴かずして死ぬのは勿体ないと、思うのです。