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国民の憲法改正―祖先の叡智日本の魂

価格: ¥605
カテゴリ: 単行本
ブランド: ビジネス社
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この本を読まずして改憲を語るなかれ ★★★★★
 中川八洋先生は、憲法の何たるかを真に理解しておられる数少ない学者である。よって、この本を読まずしてそもそも憲法とは何か、日本の憲法はいかにあるべきか、などを語る資格はない。
 そもそも違憲であるはずの現行憲法9条を、死守しようとするということが珍妙である。なぜ9条が違憲か、をお分かりにならない方こそ、憲法学の第一歩として、この本を読まれ、憲法についての正しい認識を持つことをお勧めする。
保守主義の精華 ★★★★★
左翼思想が猖獗を極める“マルキスト天国”の戦後日本にあって、中川八洋氏は屹立した輝きをもつ。氏の高著はどれも日本を腐食する諸思想を完膚無きまでに叩き潰す強烈な威力を有している。
『国民の憲法改正』と題されたこの書も、バーク保守主義の継承者たる中川氏らしく、日本を害する狂妄の極左思想を、徹底的に解剖されている。その筆法と論法は毎度の如く圧巻で、これぞ我が国の政治家が須く座右の書とすべき救国の憲法改正の指南書である。
今後、この中川八洋を継承する本物の保守主義者が我が国に次々と現出すれば、日本の未来は明るい。
憲法改正を唱える者は日本の伝統からいけば朝敵で逆賊になる。 ★☆☆☆☆
まず今上天皇は「憲法を守り」と護憲発言をしている。伝統的に日本の国体から言えば天皇の言葉は詔になる。しかも「綸言汗の如し」と汗が一度流れるともう一度戻せないように天皇は一度下した詔を覆す事は不肖とされる。故に天皇の一度出した言葉を遵守するのが臣民の務めでありそれに逆らう者は逆賊で朝敵という事になる。これが本来の日本の国体。憲法改正を主張する事は逆賊、朝敵である。
まさに正論 ★★★★★
まさに正論という感じがします。また、現在の世論が基本的な知識の不足によってその正論から遠い所にあることに深く危機感を覚えました。
一例ですが、日本文化、伝統の中心である皇室論議については、いわゆる保守系の論者(日米同盟堅持、自由貿易、小さな政府、適切な武力の保持、反共等の支持者)であっても苦手としている者が多く、著者のように「天皇制の廃止or女性天皇?」という設問に対して「終戦後、不当に臣籍降下した旧宮家の皇族復帰による男系天皇の保持」という適切な反論を出来る人は皆無ではないでしょうか。
また「主権」という概念は、「国民」、「人民」と頭についても実質上の一部の権力者に無制限の暴虐を許すために危険であり、立憲主義(君も臣も祖法に従う)による国家権力の制限、分散が重要であること等、現在の知識不足で拙速な改憲論議に批判的です。
著者は現在の日本の状況では新憲法を作れる人材は居ないため、現日本憲法は徐々に死文化、形骸化(特に意図せずともそうなる)させ、英国のような不文憲法(過去の憲法と判例すべての累積を有効とする考え)の状態にするのが望ましいとしています。
全体として大変面白かったです。
改憲 ★★★★☆
最近の改憲論の中ではマシな方といえる。
読売改正案や、自称保守を名乗る西部邁氏の改正案よりもずっと良い。
マッカーサーから与えられた国民主権を高らかに謳い上げる精神の卑屈さは本書には見当たらないのが良い。

だが、あえて注文を付け加えるとしたら、もう少し日本国の不文憲法といえる「国体」について深く論じて貰いたかった。最近の改憲論は国体論抜きの土台の無い根無し草改憲論が横行しており、本書にはそれらと一線を引くものであって欲しかったと思う。
何れにせよ、近年に無い良書である。