大東亜戦争の隠された本性が白日に晒される
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大東亜戦争を美化する民族派がいる。しかし、軍隊の絶対義務は、戦争勝利である。敗北し、固有の領土を失い、300万人の生命を失い、外地にいた多くの日本人婦女子を蹂躙された。そんな戦争は、決して正当化してはならない。
なぜ、このような亡国の戦争に、この国は突き進んだのか。当時国民的な英雄であった近衛文麿は、何を考えて、この戦争を企画し、そして自決したのか。山本五十六海軍大将の「2・3年は暴れてみせます」は、「3・4年後敗北します」を意味する以上、万死に値する返答ではないのか。
我が国が「東アジア共同体」「日米関係軽視」という、新たな「大東亜共栄圏」につき進む今、改めて2人の戦争責任を問わねばならない。そして、「大東亜戦争」を本当に企画したものは何だったのか、その正体に気づかねばならない。