そうかハリポタか。と思って買うと間違いなく面白くありません（笑）
ハリーの場合はそれなりの努力家であり、才能をもつ者ですが、本作品の主人公であるタラの場合何の努力もなく怒りの大きさによって魔法の類をぶっぱなすような感じです。たしかに○○を守る為。などの力の行使は見られますが、気に食わないからぶっとばす！　みたいな主人公の幼さを含んだ突発的なものがあります（性格と年齢から丁度良い設定になっているため疑問符なく読めます）
ヴォルデモート的なマイスターというのが本編で出てきます。ネタバレ厳禁で行きたいので詳しくは書けませんが初戦からマイスターが押されるという展開です（多少成り苦戦はしますが）
圧倒的な敵の強さというより無双級のタラです。ちょいと強すぎじゃないか。なのですが、なぜタラの魔力が大きいのかだとかそれ故におきる問題とも直面して行く一方マイスターや竜や魔族といったものとも関わり深くなり次第に話が進んでいくと言った感じです。ほかの者と関わりを持つのはファンタジー系の代名詞みたいなものなのでハリーと共通する部分がとてもあります（ハリーにも仲間が沢山居ますからね）
　もちろん一方的な強さで進むわけではありません。本編でマイスターは結構出てきます。悪の親玉！　って感じのマイスターですが、ボス自ら動く姿勢は個人的には嫌いではありません。また、マイスターは力がタラにやや劣る面相当頭脳面で冴えています。思考的な読み合いでも楽しませてくれると思います（それでも下記にあるように児童向けなのでそれほど深くないかな？）
恋沙汰でも幼いながらに苦悩です。ここが少女向けかも？　といわれる所以ですかね。主人公は女性であるため感情移入しやすいという利点も備えています。
また、児童向け図書なのかな？　ひらがなが非常に多いです。字も大きいです。ファンタジー読んでみたいけど……何読もうかな。と言う人向けですね。逆に呼んでいる人にはひらがなやめて漢字にしてくれー内容が希薄化する！！　と嘆くのですが（笑）
　個人的評価は男性の私からの目からしますが、面白かったですね。1年に1冊出すという公言をまもり全10巻（上下で20冊）のこの物語。ファンタジー系を読んでみたいと思う貴方、そうでない方にもオススメの一冊です。

主人公の女の子が明るく、ハリーポッターよりも、読んだあと気持ちいいです。
せっかくいいイラストなので、中にも挿絵が欲しかったです。

テンポよく書けてて、するする読める...でも...と考えて気がついた。「ハリーポッターに似すぎっ！」

両親が死んでいて、冷たい親戚と暮らしている。突然魔法世界と係ることになるが、とっても才能がある。良家の子と闇族っぽい感じの先生に敵視される。などなど。まだ一冊目しか読んでいないが、主人公の性別が違うだけで、あとはほとんど同じな気がする。まぁ、世界構成は違うけどね。全十巻が予定されているらしいので、ハリーポッターを超えるものになってくれるといいなぁ。

私は女ですし、タラと同じぐらいの歳なんですがこの本を初めて読んだのは３年の時でした。
年上のタラに憧れました。魔術の力は強いし、勝ち気っぽいですし、少しどころかすごく憧れましたよ。本当に読み始めたら止まりませんね！
私は今でもこの本が大好きです。
でも読むのに適しているのはやっぱり小学校中学年からぐらいですかね・・。難しい漢字もありますし・・、大人にはちょっとおなさすぎると思います。

とりあえず中古屋で安かったので買いましたが、正直言って微妙です

内容がハリポタぽいとかそんなのはどうでもいいんですが
筆者が下手なのか訳者が下手なのかそれとも仏→日翻訳が難しいのかはよくわかりませんが、何かと文章が読みにくいかと。
ころころと視点がかわるので感情移入もしづらいし。

主人公一行が子供なのに強すぎて高等魔術師のすごさがよくわからないのもちょっと・・・（児童書なので仕方ない事かもしれませんが）


まぁ村田さんの表紙だけでもこの金額は高くはないと思いますけどね