読み終わるまで本を話せません
★★★★★
カルの無実を証明するため、悪魔の住む煉獄に潜入したタラと仲間達。無事、少年の霊との会話を記録した上に、不思議な彫像"裁判官"により、タラの父の霊とも会話できたタラは、祖母イザベラと父との間で交わされた血の約束を解除するために、"裁判官"を煉獄から持ち出してしまう。無事にランコヴィ王国に到着したタラたちを待ち受けていたのは...
ファフニールにとりついた"魂を荒らす者"と戦うために、敵であるマジスターも巻き込んでの壮大な戦が繰り広げられます。おまけにそれだけでは終わらなくて...という感じで、次から次へとお話が展開していき、それに恋・友情が絡み合い、読み終わるまで本を話せません。本当に密度の濃い作品です。そして、ついにタラの血筋の秘密もばれてしまい、事件が終わってもタラの周囲はまだまだ平穏にはほど遠いようです。3巻も楽しみです。
3巻がまちどおしい!
★★★★☆
カルの変身の活躍【ファミリエの変身】もよかったけど、ロバンのタラへの気持ちもせつない。それをからかう仲間や、ファブリスの気持ちも面白かったです。
今後は、私としてはカルもきになりますが・・・・。
バンパイアのドラコッシュタの婚約者、タラの父親と母親の出会いの話もかかれてますし、この話をきいてる時のモワノーとカルの会話も面白かったです。今回とうとうタラがオモワ帝国の後継ぎだとばれてしまいます。
今後は、タラが仲間達と離れ離れになるのかまた恋愛模様もきになります。
3巻では、ロバンがタラを思う気持ちに大きな邪魔がはいるようです
一難さってまた一難!
★★★★★
この下巻は、本当に敵が出てきてはまた新たな敵が・・・
と、息つく暇もありません。
読み出したらとまらない!
また、面白い、と思わせるのは、タラと仲間たちとの会話ですね。
仲間が多くて時に誰だっけ?っていう人物もいますが、どの人物
もちゃんとした人格ができているし、とても魅力的です。
2巻では敵も多くて戦いも多かったけれど、ドラゴッシュの背景
やタラの父親がでてきたり、いままでわからなかったことが小出し
ででてきています。
さらに3巻に続く跡継ぎ問題が・・・!はやく3巻が読みたくてもう
ウズウズしてしまいます。
これから10巻まで続くこのシリーズ、楽しみです。