女の子版ハリー･ポッターかと思ってましたが、こちらのほうが密度が濃くて、展開がはやっ！まーあっちに行ったりこっちに行ったり、呪いにかかったり、さらわれたり。その上、長らく祖母が秘密にしてきたタラの両親のことも...。ただ、「友情」が結構出てくるのがちょっと。出会って数日で、そんなにがっちり友情が育まれるものでしょうか？結構命がけ、とか体張ってるのがちょっと違和感あり。でも、面白いです。今後も期待大です。

上巻につづき12歳の少女タラと仲間達ファブリス＆カル＆モワノ−＆ロバンと共にサングラーヴ悪の一族とタラに嫉妬するアンジェリカとも戦うStoryです。魔術師ひとりひとりが連れている動物のファミリエの存在や活躍も面白くて夢がいっぱいつまってます。今回は、サングラーヴに捕まったタラと仲間達が小人のファフニ―ルと出会い脱出するstoryとなってます。友情あり恋もあり？目がはなせなくなってきました。

やっぱり表紙のインパクトは強かった。でもそれ以上に、中身のインパクトも強かった気がする。

まず最初に思ったのはハリーポッターのパクリなんじゃないか？というもの。主人公は魔術師だし、悪役から狙われているし、別世界に行ってしまうし、そこで友達と仲良くなって、すごい力を見せ付けるし・・・。ここまで揃うと流石になんだかなぁって思った。

だけど、上下巻を読んだ感想は、ハリポタなんかより遥かに友情が深く、バトルは激しくて、世界観も壮大で確実に上回っていて面白い。少し詰め込みすぎな気もしましたが。まぁ、どちらもそれぞれの良さがあるのだろうけれど、仲間のために命をはって助けることができたり、子供っぽい一面を見せてくれたりと、タラ・ダンカンに惹きつけられてしまいます。

それにやっぱり、男より可愛い女の子の方がいいですしね（笑）

歩いていて目が留まった。
村田蓮爾さんのカバー絵は、すげーいい。それだけで買いです。

表紙のかわいさだけで、即買いしました（笑）
村田蓮司さんの絵というだけで、買いですね。
ただし、挿絵がもっと欲しかった。