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ほんとうのワイン―自然なワイン造り再発見

価格: ¥882
カテゴリ: 単行本
ブランド: 白水社
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ワイナリー訪問し、畑と醸造所を見たくなること絶対に間違いなし ★★★★★
訳者があとがきで、この本を読むと「ワイナリーを訪れたりワイン造りを実際にしたくなる」と紹介しているが、訳者自身も本書が国内外のワイナリーで研修するきっかけとなった、という。まさに、読後に、ワイナリーを訪問したくなること間違いない。試飲はそっちのけで、樽、圧搾機、酒石酸、加糖、酸化防止剤(二酸化硫黄)、フィルター、農薬について、醸造家を質問攻めにしたくなるのではないか。

自然派ワインを擁護する目的で書かれているとはいえ、ワイン造りとはどういうことか、文化、歴史、経済、醸造法、ワイン樹、病気、ワインの腐敗、味、流通、流行など、ありとあらゆることについて、分かりやすい訳語で、知ることができる。また、ブルゴーニュ、ボルドーとカリフォルニアが相互に影響しあってきたことや、何故オーストラリアワインが成功し(宣伝の上手さ)、チリワインが安いのか(極めて安価な労働力)、理由の一端(勿論全てではないが)も理解できるだろう。恐らく、あまりに安価な大量生産ワインは飲みたくなるかもしれない。

全くのワインの素人には、巻末の用語解説がとても役に立つ。今まで読んだワインの醸造に関する本では、最も広範囲な話題を扱っており、なおかつ有益な本だった。

ひさびさのヒット! ★★★★★
最近のワイン本の中では3本の指に入るおもしろさ!大拍手!!!
難を言えば内容と翻訳は素晴らしいのにちょっと読みにくい(読み進めにくい)構成なことですが、それを含めても読む価値ある一冊です!付け焼き刃的な内容ではないので、試験や蘊蓄に使いたい人には不向きですが、じっくり読めば読むほど「ワイン本を読む」楽しみを教えてくれました。何度も読める。
いや~、パトリック・マシューズは「ワインを書くべくして書いた人」ですわ。
おもしろかった! ★★★★★
硬い本かなとおもったが、面白かった。3日で読了。ワイン造りと一口に言ってもアプローチはさまざまで、真剣な戦いがおこなわれている。アメリカ人の書く文章はスピーディーでページをめくるスピードも上がる。これまで読んだワイン本のなかでは最高の評価。スノビズムを超えた、本当のよさとは何かをめぐる文章。
コアな愛好家・プロ必読の内容 ★★★★★
~こういう本が読みたい、と思っていたものが出た。かなり専門的な内容だが、まとめ方がうまいから中身に引き込まれる。意味の知らない専門用語や人名も出てくるが、巻末の用語解説が丁寧にフォローしてくれている(索引がなかったのは残念だが)。昨今、自然な方法で造られたワインが日本でも人気だが、そういうワインに興味がある人たちにとってはバイブル的~~な書物になるだろう。単純な勧善懲悪でないところがまたいい。「正しい」ワイン造りとは何か、についていろいろ考えさせられる本である。この著者の別の本も是非読んでみたい(翻訳はないようだが・・・)。~