よくまとまっている
★★★★★
本書は一言で言えば、電子芸術史の教科書。
同類の「メディアアートの世界ー実験映像1960-2007」(国書刊行会)と「芸術・メディアの視座」(タイケン)も合わせ購読し、比較すると興味深い。
本書は、電子メディアとアートがどのように関連しながら発展してきたかがほどよくまとまっているので、初学者の入門書としては最適だと思う。よって5星。
本書を読んだ後「メディアアートの世界ー1960-2007」で前衛芸術のエッセンスを理解し、さらに「芸術・メディアの視座」へと進めば最適だろう。