1999年までのZARDシングルのうち、オリコン2位以上の曲を主に収録したアルバム。
このアルバム（ベスト盤）と、もう一つ後のリクエストアルバム（リクエスト盤）「ZARD BEST 〜Requset Memorial〜」の両方持っておくことをオススメします。
最近では「Golden Best」などがありますが、こちらの方がいいです。
この2枚で、初めての方はZARDの世界をほぼ堪能できるでしょう。

内容も超豪華。
3大ミリオン作品「負けないで」「揺れる想い」「マイ　フレンド」はもちろん収録。
2009年の24時間テレビではこの3曲がメドレーで歌われていたことも考えると、まだまだ色褪せない珠玉の名曲たち。
さらに、アニメ・ドラマ・CMで流れた有名な曲が目白押し。
極めつけは、あの長嶋茂雄さんの歌声が聴ける、「果てしない夢を」。
どれもこれも、非の打ちどころがない。

ZARDを代表するアルバムの1つです。

元・レースクイーンの女の子が歌手に転身して、90年代のポップス界を席巻した。
その軌跡が追えるベスト版にしてシングル・コレクションである。

「揺れる想い」に代表されるような瑞々しい透明感を前面に押し出したボーカルこそが彼女の最大の魅力だろう。
この声でたくさんの人々にエールを送り続けていたのである。
「負けないで」がその象徴たる名曲であろう。

が、多くの人を歌で励まし続けた彼女も私生活では決して幸せではなかったようだ・・・・。
身体を癌に蝕まれ、子宮を摘出して子供が産めない身体になってしまったことにショックを受けていたと聞いた。
だが、不屈の闘志で第一線に復帰しようとしていた最中の「病院での事故死」。
彼女は「伝説の存在」となった。

けれど多くの曲は今後も世代を超えて受け継がれ、数え切れないほどの人を励ますことだろう。
「青春の象徴」。彼女の楽曲は正にそれである。
「長嶋茂雄」元巨人軍監督の歌声が聞けるＣＤも滅多にあるものではないですね。

この当時僕はいろいろ暗い出来事ばかりあったときに「ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜」リリースされたときレンタルで借りたときこのアルバムに救われました。「マイ　フレンド」「心を開いて」「負けないで」辛いときいつも救ってくれたのがZARDでした。
泉水ちゃん本当にありがとう!!

私はＣＤが大っ嫌いでね、レコードが無くなってからというもの一枚も買わずにいた。
ところが、テレビＣＭで聴いた「揺れる想い」を聴いて「良いぞこれー！」と思っても
頑なにＣＤを拒み続けている自分が居た。
しかし、およそ６年が経ちどうにも我慢できないくらいに良い楽曲を連発するＺＡＲＤ、
「マイフレンド」、「心を開いて」、「永遠」などを聴くにつけどうしても欲しくなり
初めて買ったＣＤがこのベストアルバムです。
９０年代の音楽界を席巻したＺＡＲＤの楽曲を十分に堪能できるディスクだと思います。
それはコンサート”What a beautiful moment”で歌われた楽曲の内８曲がこのディスクに
入っていると言う事。彼女の”第１章”を聴くならこのアルバムは欠かせないと思います。

また、ＤＶＤ”What a beautiful moment”で歌う「愛が見えない」で、彼女が客席を指さす姿
を見ると”今でも生きている”と錯覚する今日この頃、「果てしない夢を」で、長嶋監督の声が
聞こえてきた時は「・・だよな」と、びっくりしたのを記憶している。
彼女の作詞も良い。作曲そして何より編曲が素晴らしく、彼女の声に被さらず、しかも
楽曲毎に特徴ある楽器の音色を使いＺＡＲＤサウンドを作り上げているのは素晴らしく思う。
これはＺＡＲＤ＝坂井泉水であり続けた事が功を奏したのだろうと思う。
因みに、「偲ぶ会」で、祭壇中央に飾られた写真はこのアルバムのブックレット１頁目の物です。

　このＣＤを買って同封のハガキでライブの抽選に申し込んだ９９年。七夕の願い事の短冊にも「ＺＡＲＤのライブに行けますように」って書いたっけ。個人的にはベスト盤は「Golden Best」よりもこちらのほうがベスト色が強いと思いますね。と、いうのは皆さんご指摘ですが「果てしない夢を」が入ってるから！あの長嶋茂雄さんが歌ってる〜！B-Gramが生んだ最高傑作だと思います。実際にはもう１枚の「Request Memorial」と合わせて、というところですが・・