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Extensive Reading in the Second Language Classroom (Cambridge Language Education)

価格: ¥4,592
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Cambridge University Press
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良質な「多読」実践・研究の必読書! ★★★★★
近年、日本でも話題になっている「多読」ですが、本書は単なる流行りを先取りしたものではなく、地についた理論・実践例を時に情熱的に語っています。単なる経験だけでなく、理論的にも多読の効果を説明している良書です。

多読というと、「量」で外国語を身につけるといった側面が注目されがちですが、本書では多読の認知的・情意的な効果についてもしっかりと教えてくれます。「難しいから読まない、読まないから難しくなるという」リーディングの負のサイクル(Nuttall, 1996他)から生徒を救い出す術を具体的に教えてくれます。

確かに、本書には具体的な多読の実践例もわかりやすく書かれています。が、まずは本質的な多読の効果を理論的にもしっかり理解し、それぞれの現場に合わせた実践を教員自らが模索できるようになるのが理想的でしょう。流行りに乗じるだけでない、硬派な(?)多読実践ができるはずです。その意味でも、本書は理論・実践の両面がよくわかるお薦めの一冊です。

多読授業への激励の書 ★☆☆☆☆
 文法訳読式授業で教えられ、これが中学、高校、大学の主流にであるが、今だに多くの英語で読書をする楽しみを味わうことのできない日本人に、「多読」の機会が少なかったことを指摘し、多読授業を試みようとする教師への理論的な説明と、実践上の注意点と、熱い激励が伝わってくる本。 特に、Graded Readers を、language learner literature と称し、これらの著者への、創作的才能に光を当てていることにも感銘を受けた。また付録のGRの文献一覧表も、非常に役に立った。
日本の高校の先生にお勧め ★★★★☆
日本の高校の先生にお勧めします。高校の英語の時間で一番長い時間がさかれているのはおそらくリーディングの時間だと思います。ですがその割には自分の卒業させた生徒はハリーポッターくらい英語で読めるよ。と自慢できる先生はほとんどいないのではないでしょうか。自分自身もそうです。

文法と単語の説明に時間を費やして、授業で扱う英文は一時間にせいぜい5行程度という絶滅危惧種に指定されそうな先生に教わっていたのではなかなか英語の読む力はつきそうにないと思います。

この本の中には、多読の指導のさいのアイディアやリサーチの結果が多く掲載されています。特にこの本の良いところは、著者が日本の大学で教鞭を執っており、この本の中でのアイディアがおそらく日本での英語教育というコ㡊??テクストでじゅうぶん役に立つだろうと思われるところです。

英語自体は平易な英語で書かれていて容易に読める専門書であると思います。