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消費者行動論体系

価格: ¥3,132
カテゴリ: 単行本
ブランド: 中央経済社
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マーケティング実務者も必見の一冊 ★★★★★
マーケティングを学術的に学んでいる人にとっては必須の一冊であることは間違いないが、実務としてマーケティング、特にショッパーに対する効果的アプローチを日々試行錯誤するマーケター、そして売り場や店舗責任者にも必見の一冊といえるだろう。

文書中に登場する論理や消費者理解の「考え方」は、実務上での戦略の組み立て、製品企画、そして店頭プロモーション等へ当然応用可能であり、体系だった知識を用いることで、そういった複雑になりがちなプロセスをシンプルにしてくれることだろう。

マーケターにとって、まさに鬼に金棒の一冊。
消費者行動論の棚卸 ★★★★★
まさに、これまでの消費者行動論を棚卸したような一冊でした。
消費者行動論という学問において、現時点で、何が、どこまで明らかになっているのか鳥瞰できる内容だと思います。

大学時代のマーケティングの教科書で出来てきた、著名な消費者行動モデルの紹介や、その原型になった考え方。そして近年の研究で、更に明らかになった視点などが紹介してあり、新たな視点でモデルを見れるようになりました。

2006年度の海外研究なども積極的に引用されている点や、新しい視点としてのニューロマーケティングまでも紹介している点は、これまでの消費者行動論の書籍と異なるところかもしれません。

最終章では、これまでレビューしてきた内容と、今後のマーケティングをどう繋げていくかという視点でまとめられおり、単なるモデル紹介本との違いも感じました。

本の作りに関しては、キーワードやまとめが太字で表記されており、難解な概念解説が続く部分では、身近な事例を用いて解説するなどの工夫がされています。
このあたりは、実務経験も長く積んでいる著者ならではの配慮だろうと思います。

数年前の修士論文を書き上げる前に、是非読んでおきたい一冊でした。(笑)