落語初心者にはおすすめしません
★★★★☆
この「はじめての落語。」を私は実際に落語初体験として聴きましたが、正直言って、これは落語初心者にはおすすめしません。やはり演者の動きや表情などがあってこそ落語は面白いのです。落語に慣れた人であれば、音声だけを聴いても(噺家さんの動きを想像して)笑えるでしょうが、初心者は音声だけでは笑えません。初めて聴いたとき、私の感想は「たぶん映像で見れば面白いのかも」でした。結論を早めに出したがるタイプの人であれば「落語って大して面白くないな」と判断してしまうかもしれません。初心者の方は、落語をテレビかDVDで見ることをおすすめします(もちろん実際に寄席などへ見に行くのがベストでしょうが)。この「はじめての落語。」もDVDとして販売してくれればよいのですが。※落語に慣れた方は安心してお楽しみいただけます。
DVDであれば…
★★★★★
落語の最大の魅力は、舞台上でひょいっと演じてくれるあの細やかな演出にあると思うのだが…。
その意味では、この本/CD は「はじめて」向きではありません。寄席に行った事のある人でないと、特に昇太さんの寄席に行ったことがないと、想像力がかき立てられないでしょう。
逆に一度でも言った後ですと、抱腹絶倒できると思います。
なので…「二度目の落語」ですかね。これは。
個人的には昇太さんが好きなので、メディア選択の -1点とチャラで。
思いっきり笑ってください
★★★★★
落語通には駄作とか、最近の落語家は面白くないと言うが、日本の伝統を守るのであれば、敷居を低くした落語を多くの人に聞いてもらうには、落語界の将来はないと思う。この作品は、何度聞いても面白いの一言。時勢も変り、ネタもそれに併せることによって、付属の収録内容文を書いた本が付いているのは、初心者の為に古典を理解する解説書として、糸井重里と企画したのは良いことだと思う。
一人の人が30分以上話す落語は、コメディーといわえれるエンターテイメントとしては、日本だけの伝統芸能。アメリカのコメディーも好きだけど、水10ワンナイみないなもの。
何度聞いても笑えるので、一人で思いっきり笑いたいときは、これを聞いて、声に出して笑うと心がスッキリしますよ。
初落語
★★★★☆
はじめての落語とは、その名の通りですね。落語初心者にはとても入りやすい感じで、おもしろく、身近な内容で、わかりやすかったと思います。昇太さんのキャラも親しみやすい感じです。
意欲はわかりますが…
★★☆☆☆
落語初心者に昇太を聴かせたい!という気持ちや
新しい形の落語CDを作りたいという意欲はよくわかります。
でも、CDに向いている人かというと疑問が…
昇太の高座の魅力は、語りだけではない、
全身を使った表現力に負うところが多いのでは…?
それに、付録?の口述をまとめた本は不要だと思いました。