「エンバリーおじさんの絵かきえほん」は、1970年代から(日本版は1981年から)ロングセラーを続けている人気シリーズ。『どうぶつ かけちゃうよ』、『なんでも かけちゃうよ』といった作品のタイトルどおり、三角や丸、四角、矢印といった単純な図形や線を組み合わせて、人の顔や動物、機関車、帆船などありとあらゆるものの描き方を手ほどきしてくれる絵本だ。
この『かお かけちゃうよ』では、笑った顔や怒った顔、驚いた顔にすまし顔と、人や動物のいろいろな表情が実に100あまりも紹介されている。描く順序や部分が絵かき歌のように順を追って示されていて、子どもにも簡単にまねすることができるよう工夫されているのがうれしい。
また「とくいなとうさん」「ねむっているネネちゃん」という具合に、キャラクターすべてに名前がついているのが、なんともユーモラス。「ふなのりのフリードリッヒ」「コックちょうのコールマン」といった働く人たちや、「むくいぬムーニー」「ロバのロペス」といった動物たちなど、どのキャラクターもカードやポスター、人形劇などにすぐに使えるほどのかわいらしさだ。(中島正敏)
子供と一緒に楽しめます
★★★★★
シンプルな表現で子供にもわかりやすく自然に絵が好きになれそうです。いろもかたちもとても洗練されていて、どのシリーズも大好きです
時代を越えた作者のセンスを感じます。
特にこの本は動物や人の顔を丸、さんかく、四角といったシンプルな表現でまとめられ、おかあさんと一緒に会話をしながら楽しくお絵かきできます。こどもならではのアイデアがどんどん発展していくように思います。
おすすめです!
★★★★★
私はエドさんの絵は可愛くて大好きです。
この本もとても可愛い顔がたくさん描けて、
目や鼻をかえて自分だけの顔も描けるので本当に楽しいし、
絵を見ているだけでも十分楽しめます!
もちろん大人の方が見てもいいと思うので、
たまにはこんな絵を無心で描いてみるのもいいと思いますよ!
夢中でかいてます
★★★★★
絵を描くのが苦手なわが息子。
どうしたものかなーそのうち絵が好きなるかな
などと考えておりました
この本を購入し、最初に書いたのは恐竜
それから、あり、みみず、おたまじゃくしと
夢中で書き始めました。
絵を描くことの楽しさに出合える
そんな素敵な本です
だれでもかけちゃうよ
★★★★★
直線・曲線・三角・四角・丸・点、誰でも描ける単純な図形の組み合わせで、
ほんとうにいろんな顔ができあがる。こんなに簡単だったら自分でも
新しく作ってみようかな、などと創意工夫がわいてくる。
子供に描いてやるのも楽しいし、工作や刺繍のデザインなど工夫次第で
いろいろに楽しめる。