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神様の椅子e.p.

価格: ¥1,500
カテゴリ: CD
ブランド: SE
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考える…考える…価値が在る ★★★★★
 彼らは何時もそうです。最小編成3ピースならではの引き締まったアンサンブルで心に詩を響かせてくれます。

 歌詞に考え込む価値があります。何時も…今回もそうです。
 彼らの心には届けたい問いかけが在り、猪狩クンの強くしなやかなヴォーカルを耳を捉える感性を持つ聴き手に、どこか不安げな感情の波紋が起こります…各人各様それぞれの立場で…何故?…そういえば…心を揺らし、人生のずっと後10年後20年後に、その心の揺れを振り返る価値を有する音世界です。

 バンプとの類似性を揶揄する向きもあるようですが、有する世界観が全く異なりそれぞれに高い価値が存在すること位、単なるカラオケレパートリーを増やす為だけに歌詞を追っているなんてヒトでもなければ簡単に気付く筈です。藤原クンの拵えたおとぎ話の世界へ聴く者を誘い込むのがバンプ(吸引するエネルギー)…tacicaの3人は聴く者の心に哲学に疑問とメッセージを投げかける(放射するエネルギー)…と私は個人的に理解しています。
 似てる?似てない?そんなことどうでも良い…聞きこむ価値の有る歌詞と誠実な演奏能力…私はどちらも大好きです。
我が道を往く ★★★★★
相変わらずtacicaだなあ、と思った。
もちろん良い意味で。
音源リリースとしては一年ぶりとなる発売。
そりゃあファンからの期待も大きくなる。
端的に言えば前作のハカランダの延長線上の4曲が収録されている。
別に僕はtacicaに前衛的なことを求めてるわけでもないし、変化を望んでいるわけでもない。
ただこのままでいてほしいなって思う。
そりゃあ少しずつでも進化はしてほしい。
でも変わらずにいてほしい。
相変わらずの素晴らしいメロディに力強いボーカル、何気にかっこいいベースライン。
前作ではイマイチだったドラムも進化してうまくなっている。
ギターはまだ練習が必要だね、もっと上を目指してほしい。

僕はメトロみたいなシンプルなポップソングをうたうtacicaも好きだけど、
神様の椅子みたいなちょっと複雑で進化したtacicaも同じくらい好きになった。
前作ハカランダが好きなら絶対買いでしょう。
3枚目のアルバムもこのままでいてほしいなあ。
超絶技巧なtacicaも面白いと思うけどw
アリゲーター ★★★★★
最近はtacicaに安定感が出てきたなぁと思える完成度でした。

曲を紹介するなら、曲の展開が意外と複雑でサビでグッと盛り上がる表題曲「神様の椅子」、サビ前からの展開が良い「セメルパルス」、シンプルなリズムと後半の盛り上がりが心地良い「馬鹿」など、[e.p.]というだけあって全部良かったです。
特に、「アリゲーター」は「これが表題曲じゃないの?」と思えるほどtacicaの良い所が詰まった名曲だと思います。

歌詞は猪狩さんの独特な世界観に驚かされます。

「聞こえてきたモノの全部 噛み砕けるほど 大人でしょうか? 食べ残したモノは全部 忘れられるほど子供でしょうか?」 
[神様の椅子]

「新しいまま この絵は貼ってほしい 懐かしいなら すぐに破いてほしい」 
[アリゲーター]

「演奏が終わっても 僕たちの音色は変わらない」 
[馬鹿]

バランスの取れた、次のアルバムに期待してしまうシングルでした。