「今日の午後にも緊急入院してもらいます」
　と、医者に言われて家に帰り、入院中や急に「ご臨終です」
　なんて言われたときにお棺に入れてほしい本を２冊だけ
　家に帰って持ってこようと本棚の前で２分だけ悩みました。

　２冊のうちの１冊が、この本。

　小泉今日子について発売の２００６年当時は全く興味が
　なかったのが、引っ越すたびに捨てられずに付箋を貼り
　ぼろぼろに。

　布のカバー、金の箔押し。４色オールカラー。

　本の中の今日子ちゃんは、読むたびに新しく笑顔で迎えて
　くれる。

　入院も死にもしなかったけれど、ほんとに死んだらお棺に
　入れていった先が天国でも地獄でも鞄にもっていたい。

４０代の先輩として　まったり　がつがつしない感じの生き方に
とても憧れています。
文章にも　それが現れているような気がします。　楽に読めます。

パンダのan・anよりずっと身近にキョンキョンが感じられる作品。何てことない日常が何だかキラキラしている。こんな風に年を重ねていきたい&こんな先輩がいるなら年を取るのも案外素敵かなぁと思わせてくれます。カバンにいつも入れておきたい一冊。

雑誌「Inred」の連載('03-05)をまとめたフォト＆エッセイ

仕事や交友やプライベートなど　話し口調で書いていて
友達のブログを読んでるように　身近に感じます

収められた写真　さすが私服も個性的でキュート！
また愛猫「小雨ちゃん」の成長ぶりも微笑ましいです

正直、アイドル時代からあまり興味が無い方だったのですが、あるトーク番組であまりに普通で平常心な彼女を見て驚き、すぐさまこの本を手に入れました。期待を全く裏切らず、彼女そのものが本になっていました。日々超楽しいって訳でもなく…砂を噛むような毎日もちゃんとあってホッとしました。40代前後の男前なキョンキョンが散りばめられた穏やかで素敵な日記です。