本書はとても楽しい数の絵本である。しかし、よくある数の絵本とはひと味違い、ただ単に数の数え方を教えてくれるだけではない。ページをめくると、ネズミのシェフ特製のココナッツキッスやピーナッツバタークッキー、リンツハートなどの甘い甘いごちそうが現れ、順に数え上げられていく。それだけでは終わらない。これらのおいしそうなお菓子は、今にもよだれを垂らさんばかりになっている読者の口めがけて絵本から飛び出してくるのだ。
ロバート・サブダによる飛び出す仕掛けは見事だとしか言いようがない。読者は食欲を刺激され、芸術にうるさい人でさえも、この本の繊細でうっとりするような美しさに感嘆のため息をつき、同業の専門家たちは「一体どうやって作ったのだろうか?」と首をひねることだろう。工夫を凝らしたサブダの作品は、好奇心旺盛な子どもに持たせるにはやや繊細な作りになっているかもしれない。しかし、韻を踏んだ数え歌、数の練習、そしてお菓子の魅力がいっぱい詰まった、動きのある楽しい紙の世界に、甘いもの好きなら誰もが魅了され、一緒になって声に出して読んでみたくなるはずである。
知育と食育ができるかも。
★★★★★
仕掛けはやや地味かもしれません。1から10までクッキーを数えて、遊びながら覚えられるかも?マウスウォータリング(ヨダレ)本という解説は半分くらい当たりです。美味しそうなクッキーが出てきます。ついでにお菓子作りの出来る大人に子供が興味を持って習いたくなる本かもしれません。
★かわいいっ★
★★★★★
今、注文していたクッキーカウントとウィンターテイルが届きました!!!
さっそく・・どきどきしながらページをひらいてみると♪♪♪
大好きなお菓子の世界がぁ〜〜〜〜!!!素敵です!!
お菓子好きな子どもはもちろん・・私のようなお菓子好きの方はぜひ見てみてくださいな☆
サプライズと美しさーずっと見ていたい本です。
★★★★★
クッキーとねずみのシェフがページをめくるたびに増えて、そして、ゴージャスになっていく。。。子どもも、大人も楽しめる一冊。どうして、回るの?なぜ、飛び出してくるの?と絵とともに、メカニズムにも興味をそそられる。けれど、一番は、繰り返し見たくなる絵本としての魅力がいっぱいのところでしょう!!!
おいしそう!!
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おままごと好きの幼稚園の娘に購入!糸を使ったくるくる回るしかけやセロファンのカラフルさにビックリ!!文字も大きく本も持ち運び可能な大きさですよ♪どのページも素敵ですがやっぱり最後のお家は最高に可愛いっ!!
おおっ!飛び出る〜!
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2歳半の息子と、同じく2歳半の息子のお友達が引越してしまうので、お餞別に購入しました。
1回目は「早く早く!」とページを次々にめくらされ、2回目は「1、2、3・・」と数字を読みながら、3回目は「ネズミが1つ、2つ、クッキーが1つ、2つ」と数えながら、4回目は「これ何?」と説明を求めながら、と、連続で4回も読むことになりました。大喜びだったようです。少し休憩したらまた「読んで〜」。忙しい時間に、初めてこの素晴らしい本を見せると、もっと攻撃にイライラするかも?
息子は特に10が大好きで、何度みても「おおーっ!お家だねー。でも(本を閉じると)なくなるねー」と構造にも興味がチラリ。どのページも本当に細かいところまで、しっかり作ってあるので、ページをめくるたびに発見がイッパイです。
英文は短いですが、ちょっと事前に単語を調べておいてよかったです。日本語バージョンがあることを知らなかったので、それも見てみたかったかな。