凄いエキサイティングを映画のように与えてくれた。
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落合信彦以来のドキドキ感がある。レアメタルの買付け師。現代の山師。レアメタルを知りたく読んだけど、凄いエキサイティングを映画のように与えてくれた。
成功も失敗も非常識なスケールで痛快です。
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スケールの大きな話が聞きたい人にお勧めの一冊です。
20人で340億を稼ぎだす会社社長、世界90カ国を飛び回る、ワニを生け捕りにする、
無一文で放浪するなどなど、常識の枠から大きくはみ出した実話は愉快痛快です。
「1億8千万損した」「お客に怒られて涙した」など赤裸々に語る失敗談には勇気
付けられます。
そんなスケールの大きさとは裏腹に、仕事に対する深い洞察はさすがです。
「情報は現場・現物・現実の3現主義」「一日を四分割、インプット、アウトプット、
プログラムのインストール、メモリのバックアップ」「チームの理想は一人一芸の
多能集団」など、波乱万丈な経験から導き出した成功法則は今すぐ参考になります。
私も海外を放浪したことがあり、放浪での孤独感、失敗談、一期一会の出会いなどは、
自分の思い出と重なってグッときました。やはり事実は小説よりも奇なり、経験こそ
財産ですね。
ロマンのある生き方!まずは行動せよ。
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「カンブリア宮殿」でとても魅力的な方だと思っていたら本を出版されたので、早速読みました。
体験からにじみ出る知見が面白く、一気に読めました。
以前読んだ、国際フリーター、世界を翔る―21世紀の坂本龍馬をめざせと共通する熱いものを感じ、勇気をもらいました。
覚悟を決めてまずは行動。そこから学んで豊かな人生を創りあげていく様子が痛快です。
冒険心や行動のスケール、仕事への情熱があればこれほどまでに人間は大きくなれるんだ、と思いました。
日本人が忘れかけているものがそこにある、と思いました。
ちょっと残念だったのは、日本人は交渉がまるでダメダメであるかのように書いていることです。
「日本のここがダメ」「日本人のこういうところがダメ」と並べ立てるのは国内の一部「知識人」のクセなのかもしれませんが、
決めつけられると読んでいて不快だし、じゃあどうしたら良いのか読んでもあまり書いていないし、プラスになりません。
このあたりは、たとえば佐藤優氏などは成熟した表現をするな、と改めて感じました。
次の作品は、中村氏が体得した交渉術に絞った執筆に期待しています。
こういう方が増えれば、日本は世界は、もっともっと面白くなりそう。
自分も負けずに頑張ろうという気になります。
批判にあう自分を励ましてくれる本
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一言:困難な道を選び、代替の効かない人になれ!
*********【ビジネス本コンシェルジュ・石川の視点】***********
■批判されるのは自分が動いている証拠
自分から動いていなければ、自分に批判の矛先はきません。
ただ何もしていないね、あの人何しているのとは言われますが。
かといって、人間、批判されるのは嫌、失敗するのは嫌なものです。
だからこそ逃げずに、傷ついても恥をかいてでも突き進むべきなのです。
それを毎日続けることで積み重なり、代替の効かない人になれるのです。
批判されるのは自分が動いている証拠。
批判は自分が知らなかった考えを教えてくれる。
批判に感謝!
こうやって自分の運命を受け入れる人が最終的に成功するんだと思いました。
■上善水のごとし
水は容器の形どおりに変わる、柔軟性がある
水は自ら低いところへ流れる、謙虚さがある
水はゆっくり流れれば、人を癒す力がある
水は速く流れれば、岩をも砕く力がある。
柔軟性・謙虚・パワー
これが人間にも必要とのことです。
変化の先取りをしないとだめ(先見性)
謙虚さが必要(相手への配慮)
やる気がないとだめ、体調がよくないとだめ
■自分の能力以上の目標が成功につながる
上記を立てると忙しくて、他人の事に口出しする時間がありません。
自分のことで精一杯になります。
だからこそ、目の前の今を大事にし、スペシャリストとなり、
代替の効かない人となり、成功できるのだと思います。
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この本は、何度読んでも感動します。
自分の仕事の参考になります。
批判され、自分の意見に反対意見ばかりでても
「楽しい」と思えてきます。
そんな楽しい本でした。
憧れの生き方
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筆者のような生き方に憧れる人は多いはず。でも、ほとんどの人が何か理由を見つけてそんな生き方は出来ない、ありえないと思ってしまう。本著書はレアメタルを媒介としたグローバル経済冒険ドキュメント、読後の率直な感想は、『本当にこんな人がいるんだ!』という感じ。とても筆者の真似はできないけど、せっかく生まれてきたんだから、自分なりに何かちょっと冒険してみようか、もう少しタフに生きてみようか、という気持ちにさせてくれる著書です。