【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:中原道喜/著 出版社名:聖文新社 発行年月:2003年04月 関連キーワード:シン エイブン ドツカイホウ ホンカクテキ ナ ドツカイリヨク オ カクジツ ニ しん えいぶん どつかいほう ほんかくてき な どつかいりよく お かくじつ に、 セイブンシヤ セイブンシヤ 3846 せいぶんしや せいぶんしや 3846、 セイブンシヤ セイブンシヤ 3846 せいぶんしや せいぶんしや 3846 愛・幸福・読書・教育・歴史から、情報・遺伝子・クローニング・環境汚染・生態系・核・差別・テロ…まで、幅広い英文を採用。英・和見開き、短文→中文→長文の構成で、構文・文法は訳と共に、語句は数題の例文毎にまとめているので、英文そのままで読める人、構文・文法・訳で読む人、それに語句の助けを必要とする人…というように、力に応じて気軽に読み進むことが可能。英文によく見る諺・聖書の言葉・名言・歴史的スピーチなど、訳と共に解説。内容ばかりで
英文を正しく読むための本
★★★★★
私は以前から、英語を正確に読み取りたいと強く願っていました。今もそうなりたいと努力を続けています。読んでいる英文の内容が、これしかないという形で正確に読み取れているのか自信がありませんでした。それで、そのような英語の読み方を教えてくれる本はないのか、長い間探していました。その結果、古谷専三先生、伊藤和夫先生、薬袋善郎先生の本を見つけることができました。
現在は、以前より幾分かは正確に英語を読めるようになったと感じています。
現在の主流の参考書のように多色刷りで飾り立てたり、忽ち英文が読めるようになる等の読者に媚びる様な内容の本ではありませんが、読者が問題文の訳文を作り、正解と照らし合わせる等のことを繰り返して、丁寧にこの本を読み込めば必ず読者の英文読解力を向上させるような種類の参考書です。本書は英文読解の受験参考書としても利用できますが、内容のある英文が多いため、受験生よりも社会人の再学習者により適した内容であると思います。
よい英語教材だと思います。
★★★★★
載せられている例文は、奇をてらわず、古すぎず、
標準的でよいと思います。高校生諸君が日常的に
読んで慣れる練習をする英文として、適切だと
思います。
極端にわかりにくい参考書をやっても、能率が
落ちるだけで、得になることは何もありません。
外国人が日本語を勉強するのに、万葉集や
古今集を使ったらどういう事になるか、
想像がつくと思います。私は何十年も前の受験生ですが、
現在の高校生・大学受験生諸君は用心して下さい。
(特に昔の)わかりにくい参考書は、決して「レベルが高い」のでは
ありません。著者や編集者の能力が低いか、不親切なのです。
この参考書は、食事にたとえれば米飯のようなもので、
常食するに耐えます。かめばかむほど身につくことは
多そうです(高1なかばぐらいから、文法や構文も
勉強しつつ、この本を何度もやるとよさそうです)。
隠れた一品
★★★★★
”隠れた一品”です.受験対策英語本のコーナーでもかなりよく探さないと見つかりません.聖文新社は数学の大学入試問題を扱う出版社というイメージをブレイクするほどの一品を出版していたことをこの本で認識しました.読解力基礎テストからPart I,II,IIIへとゆるやかに傾斜(難度)とつけた構成と言い,セレクトされている英文と言い,40代の読者にも日頃の生活のうえで何か欠けているものを訴えるかのごとく編集されています.研究社の「新々英文解釈研究(復刻版)」と同時に購入しましたが,もっとこれらに触れ合える時間が毎日欲しいなあと思いました.
いい英文をたくさん読んで勉強したい時にとても役立つ本!
★★★★★
知る人ぞ知る英文読解問題集です。大学受験の問題集としてはあまり認知度がないと思いますが、それなりの英語力がある人なら、是非ともやってみる価値がある本です。
俗に言う大学受験の英文問題集は、解説が多すぎてその分、問題数が少なくなってしまっています。英語はたくさんの英文に触れてこそ上達していくわけですから、やはり分量もこなしていきたい。そんなときに使える問題集です。
文字が小さめでフォントもちょっとレトロ感があるので、一瞬見ただけだと敬遠する人もいるかも知れません。しかし、それを乗り越え、実際に取り組んでみたら、この本の良さが分かってきます。
本書の構成は三部になっています。扱う英文の長さで、第1部は短文。第2部は1パラグラフぐらいの長さの英文。第3部はもう少し長い英文。第1部から始めるといいと思いますが、各自の英語力や必要性に応じてスタートするのもよいと思います。
「基礎問題精講」、「基礎長文精講」の発展的合本
★★★★☆
同著者の「基礎問題精講」「基礎長文問題精講」の発展的合本といった趣の本です。本の版形も四六版で同じ。内容は3部構成。第1部は短文中心、第2部がやや長い100文字程度の文を扱う。ここまでは「基礎問」類似。3部では200〜400文字位の長文が30、これが「基礎長文精講」類似といったところ。「基礎長文」は受験生向けなので設問的な加工がなされておりそのままでは英文読解のテキストにはなり得ない。実際、設問的な加工の加わった穴だらけの、あるいは並べ替えの問題のために一部の単語がバラバラなっているような文を読む気になれますか。「長文精講」は40の文はどれもよいのだが、この点が(受験生が学習するにしても)致命的な欠点だった。
こちらは設問的な加工は全くないので読解のテキストとしてふさわしい。ただ、物語や小説のような面白味のある文をもう少し取りあげてほしかった。
全体に文法的、構文的解説が充実しているほか聖書の名句・シェイクスピアの名句があったりして情報量そのものは前二者よりもずっと豊富、訳文も日本語として非常に優れています。
ただ、大学受験の訳文解答としては、日本語として意味不明でも意訳でなく直訳式にしろといわれているそうなので、この訳文を書いて○になるのだろうか。よくわかりませんが、前二者の増補的合本というのがピッタリくる表現で、受験レベル以上の英語力のある人向けの「標準英文精講」といったところの本です。
値段からしてやむを得ないのかも知れませんが、紙質等の製本にもう少しカネをかけて欲しいところです。2400円位でもぜんぜん高くありません。