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哲学のすすめ (講談社現代新書 66)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:岩崎武雄/著 出版社名:講談社 シリーズ名:講談社現代新書 66 発行年月:1979年01月 関連キーワード:テツガク ノ ススメ コウダンシヤ ゲンダイ シンシヨ 66 てつがく の すすめ こうだんしや げんだい しんしよ 66、 コウダンシヤ コウダンシヤ 2253 こうだんしや こうだんしや 2253、 コウダンシヤ コウダンシヤ 2253 こうだんしや こうだんしや 2253 人間はなんのために生きているのだろう?どうしたら幸福になれるのだろうか?哲学はいったいどんな役に立つのだろう?哲学と科学はどうちがうのか?哲学はいつの時代も変らないのだろうか?本書は、こんな疑問にやさしく答えながら、「考える」ことの重要さを説き、生きる上の原理としての哲学を深めた、よりよく生きるためのユニークな哲学入門である。--著者のことば哲学というものは、その本質上、文章では説明しにくいことが多く、そのため用語も必要以上に難解にな
非常に平易に書かれた、それでいて中身は高度な哲学入門書 ★★★★★
非常に平易に書かれた哲学入門書。
難解な哲学用語は使わず、日常の用語のみで書かれているが、「哲学の必要性」という、非常に重要かつ高度な問題が扱われている。

筆者は、哲学を「価値判断の問題」と規定して、哲学は必要性があるとしている。
近年の価値相対主義にも抗している。

また、科学の限界について触れた上で、哲学と科学は相対立し合うものではないとする。
むしろ相互は補い合う関係である。
科学と哲学の類似点と相違点についてきちんと分析して、哲学の姿を模索する。

また、哲学の社会的意義、現実的力などについても考えている。

ただ、難をいえば、哲学が具体的に何をし、何をすべきかは見えてこない。
それでも星5つは堅い本だ。



まったく違った哲学書として、中島義道「哲学の教科書」、あるいは永井均「<子ども>のための哲学」がある。
ともに面白い本なのでオススメである。
最初に手にする哲学の本 ★★★★★
 現在から40年以上まえの1966年に出版された本です。私の手した版は76版で、40年間絶版にならず、版を重ねてきたことからも、本書が良書であることが伺えると思われます。
 「哲学のすすめ」という表題が示すように、これから哲学を勉強される方に哲学がどういう学問であるかを説いた内容となっています。はじめに著者は、なぜ哲学が必要とされるのか?、哲学とは平たく言って個々人が持っている世界観に他ならないこと、を説きます。その後、哲学と科学がどのような関係にあるか、哲学の社会的意義、哲学の学問性、等々に論を進めて行きます。
 「哲学=世界観=価値判断」という図式が本書の骨格であり、平易な用語とあいまって、骨格が明確なぶん大変読みやすい記述となっています。
 ただ「哲学」は、単に「世界観」にとどまらず、「認識論」や「存在論」といったことを問題としているわけですが、なぜこの様な分野を問題とすのかの記述、つまり哲学の必要性は説かれているものの、哲学が「なにを」「なぜ」問題とするかが述べられておらず、少しだけ不満が残りました。
 やはりこの本は、哲学に触れてみる際、最初に読む本なのでしょう。
 参考までに以下に目次を示しておきます。
1.だれでも哲学をもっている
2.科学の限界はなにか
3.哲学と科学は対立するか
4.哲学は個人生活をどう規定するか
5.哲学は社会的意義をもつか
6.哲学は現実に対して力をもつか
7.科学の基礎にも哲学がある
8.哲学は学問性をもちうるか
9.人間の有限性の自覚
入門書 ★★★★★
 始めて読んだ哲学の本です。
 私達は、科学の時代には哲学など不要だと考えがちですが、そのようなことは決してないのだと言うことを知りました。
 具体例や例えをつかって平易に、わかりやすく、我々の生活及びあらゆる学問の根底には哲学が存在する、と言うことを教えてくれます。
 考えることの素晴らしさ、とでも言いましょうか。先人は実に色々な事を考え実行したのだと言うことに感嘆させられてしまいました。
 ただ、たぶんこの本で触れていることは本当に初歩の初歩なのではないかと思います。専門用語や思想の構造の詳しい解説などはほとんどありません。ある程度哲学を知っている人には向かないかと思います。本当に易しい解説なので哲学の本を読んだという気がしないくらいです。
 哲学への興味の端緒となりえる本だと思います。
哲学を学問する意味が分からない人たちへ ★★★★★
科学と哲学の関係、哲学の社会的、現実的意義、哲学の学問性について深く、しかしあくまで平易な言葉で考察している。そして「なぜ哲学は学問の王であるのか」という命題に答える。
本書は40年も前に出版されたのだが、いまだにその内容が色あせていない。
良書は時代の制約を超越した普遍性を持つということだろう。
文字通りの「哲学のすすめ」 ★★★★★
たとえば、ひとり静かに自分自身を見つめてみたいとき、もしくは、人生について考えてみたいとき、あるいは、世のはかなさを感じたとき、実用的なものでなく、自分の心に、いや、自分の魂に、自分の存在そのものに問いかけてみるのに、良い手引書であろうと考えます。

まったく初めて哲学というものに触れてみようかな、というのには最適な案内書の一つと言えるでしょう。