関孫六の由来
鎌倉時代に九州から関（美濃）に移り住んだ刀鍛冶が、良質の土、水、炭に恵まれたこの地で、刀剣作りをはじめたのが関鍛冶の起源。多くの名刀が生まれたが、名匠「関の孫六」は独特の作刀を工夫し、美しく芸術性の高い、切れ味の抜群な最上の業物を世に送り出した。江戸から明治と時代は変遷し、関の刀匠たちの多くが家庭用刃物の製造へと転業した。関の刀剣が「折れず曲がらず、よく切れる」と称賛された信念は、現代の刃物作りにもしっかりと受け継がれている本製品「関孫六」の銘は27代目兼元、刀匠　金子孫六氏によるもので、匠の技を生かしながら、その切れ味を現代 に伝えている



関孫六のトップシリーズ、｢関孫六 ダマスカス｣シリーズ。刃体表面には日本刀を彷彿とさせる美しいダマスカス模様が広がり、ハンドルは手に程よくフィットする逆三角形のシェイプ。切れ味、使い心地、デザイン性という機能美を追求した最上位※シリーズ
※2010年8月現在



※刃付け技術・素材を表す記号
■UL = アルティメッド刃付け　(AD = アドマイヤー刃付け SE = セレクトエッジ刃付け)
■CL = 割り込み　(ST = ステンレス　本鋼 = 鋼)


ダマスカス鋼とは

｢ダマスカス鋼｣には明確な定義はなく、積層鍛造法でつくられたものが、一般に｢ダマスカス鋼」と言われている。インドのウーツ鋼が起源といわれており、特殊な不純物組成から製鋼後に炭化物が層を形成し、それを鍛造加工することにより模様がでてくる
※ダマスカスの模様は、軟質層が白く見え、硬質層が光って見える


※刃部の模様は一本一本異なり、商品画像とも異なる

食器洗い乾燥機には未対応


｢関孫六 ダマスカス｣シリーズ 商品ラインナップ

三徳 165mm AE-5200 小三徳 145mm AE-5201 ペティーナイフ 120mm AE-5202 ペティーナイフ 150mm AE-5203 牛刀 180mm AE-5204 牛刀 210mm AE-5205 菜切り 165mm AE-5206 パン切りナイフ 225mm AE-5207