微妙…
★★☆☆☆
正直、もや〜っとした役柄のジェット・リーに歯がゆさを覚えました。
外の世界を良く知らないという設定もあやふやで普通に会話してるのが疑問だったり…ご都合主義な感じがちらほら。
モーガン・フリーマンも良い役でしたが、なんとなく彼特有の深みを感じられない。
ただ、音楽と家族愛をテーマに入れてきたあたりは救いになりました。娘役の天真爛漫具合には好感がもてました。
見終わった後味は悪くないです……が、やはり大部分が見ていて苦しい感じがしました。
アクションは相変わらずすごい
★★★★★
暴力的な環境で育った主人公。ピアノ調律士との出会いから彼に変化が起こる。
こんな暴力的な人間がピアノのような繊細なものに興味を持つだろうか・・・??
もちろんそれは物語が進んでいくうちに解き明かされる。
さすがリュックベッソン。物語の深遠まで細かく考えて作りこまれてる脚本です。
バイオレンスとピアノ。
得てして奇妙な関係です。それをものの見事に融合させてしまいました。
しびれました、素晴らしい。
ジェットリー出演作品の中でも最も好きな映画の一つです。
ジェット・リーが素晴らしい。
★★★★★
貸金業者のもとで、犬のような生活をさせられるダニー。
首輪を外すことで暴力的なスイッチが入り、
貸付先の脅しや、闇のファイトクラブ的なところで稼がされていた。
が、ある日、骨董品店で盲目のピアニスト・サムと出会ったことで、
幼い頃の記憶が徐々に戻り、人間的な感情を取り戻していきます。
もともとジェット・リーさん大好きだけど、狂犬のような表情と、
人間らしさを取り戻してからのこどもみたいな無邪気な表情や、暴力に対して戸惑う姿など、
俳優さんとして素晴らしい!
アクションは言わずもがなですし。
バイオレンスシーンもすごく多いけど、
ボスや兄貴分の必要以上の下衆っぽさと、サム親子の温かい家族の姿、
善と悪の対比がものすごくはっきりしているので、見ていて辛くなることはなかったです。
ジェット・リーとユアン・ウーピンのコンビなのに・・・
★★★☆☆
映画用の即席カンフーではなく、中国武術界の至宝、ジェット・リーこと、リー・リン・チェイの本格的カンフーアクションが堪能できます。しかも、「マトリックス」や「グリーン・デスティニー」でおなじみのユアン・ウーピンがアクション・コレオグラファーを勤めています。ジェット・リーに敬意を表してか、ワイヤーアクションは押さえ気味ですが、得意の長廻しでのアクション・シークエンスは見ごたえがあります。
でも・・・・、なんだか緊張感がない。なんだか迫力がない。どうしてなんだろうと思ったら、バックで流れている音楽のせいだと気づきました。リュック・ベッソン系のハリウッド風フレンチ・アクション・ムービーが今一つなのは、こんなところにあるんですね。何も考えていないようで、ハリウッド映画、侮れません。
アクション映画なのに泣けました
★★★★★
殺人鬼として闘犬のように育てられたダニーが、
盲目のピアノ調律師とその家族との出会いにより、
徐々に人間性を取り戻し記憶も取り戻して、一人の人間に
戻っていくストーリーで、ラストシーンに思わず涙した
映画でした。
ジェット・リーのアクションだけでない俳優としての
素晴らしさも感じました。