悩み迷ったら時間短縮に一読。
★★★★★
35歳ともなると、同僚や友人とはいえリアルな愛、金、キャリアの話がしずらくなるので一読。
できないこと、捨てるべき幻想の記述は、保険の勧誘さながらに恐怖心をあおってくれます。
しかし未来にいくら貯金すればいいか?何%運用すればよいか、など統計を用いて数値化してあるので
数値目標を考えなくてよく、時間の節約に。
また「今できる選択」が目次にまとめてあり、お悩み解決スピードをあげてくれます。
「yes-no」「右か左が」でしか選べないような記述になっているので、辛いけれど悩めません。でも
確かに、親も上司も教えてくれない現実(悲しいけど)と今すべきこと(苦しいけど)です。
その悲しい内容を乗り越えた最終章「選択」が最高で星5つとしました。
社会人十数年、生活も仕事も辛いし会社の先行きも怪しいけど
「信じて歩き続ける人こそが幸せに近づく。そのことは間違いないでしょう」
そういう気持ちを久々に味わいました。
よくまとまっている
★★★☆☆
よくまとまっているが、パートでクオリティに差がある。まあ、これだけのテーマ、全てレベルを合わせようという方に無理があるが。ただ、読んだからといって正直何も変わらないし残らない。総花的であるし、データーを分析したって、将来の夢なんか生まれないからだ。しかし、将来計画の実現可能性を数値的な裏づけが欲しいタイプの人にはためになると思わせるだけのものはある。
団塊政治家に読ませたい本だな。
★★★★☆
実にリアルな調査資料。
国政調査より正確なデータが良い。
正直団塊世代が氷河期Jr世代にまじめに向き合わない原因もここにある。
現実逃避しているのは責任逃れしたい団塊世代政治家では?
政策のミスマッチは若い世代は誰も感じてるはず。
女性向きじゃない
★☆☆☆☆
かなり凹みます。
35歳女性独身ですが、対象が全く逆な気がします。
なんでもかんでもデータが35歳男性目線且つ既婚者向きで自分とはちょっと考えが違うというか、だから何って思う部分が多くピンときませんでした。
(マイホームや子供の教育費など)
同年代の男性(既婚者)の平均がいかに年収が少なく、未来が暗いということだけは分かりました。
統計はリアルだけど、ねえ。
★★☆☆☆
統計を基に個人の生き方や物語を導き出そうとすると、
断絶が起こりがちです。
個人の生き方を集めると統計になりますが、
統計から個人の生き方を導き出す場合、よほどしっかりやらないと
失敗してしまいます。
この本の場合、統計データは参考になりますが、
統計から導き出した「お話」はあくまで「お話」として捉えました。
人生戦略会議員の方々を非難するつもりはありませんが、
会議員の皆さんの脳内範囲での「お話」ってことで。
会議員の皆さんと同じ価値観をお持ちの方にとっては
参考になるのではないでしょうか。