ルネッサンスから現代アートまで、幅広く、巧妙に選ばれた作品たちを、面白い視点で解説。
たくさんの発見に導いてくれました。

例えば、
黄色＝発狂寸前？（ゴッホ）
執着心（葛飾北斎）

子供のための美術の本です。表紙が可愛いので購入しました。LPジャケットを少し小さくしたぐらいの大きさなのに、80ページしかないので、非常に薄く感じます。しかも、30の作品しか扱っていません。でも、ダ・ヴィンチの「モナリザ」やゴッホの「ひまわり」といった有名作品からシンディ・シャーマンのコスプレ写真やクーンズが花で作った10メートル以上の犬までヴァラエティ豊かだし、各々の作品がとても興味深いです。基本的に、見開き2ページの一方に大きく作品を掲載し、もう一方に説明を掲載しています。説明は大きな字で書かれており、子供に興味を持たせるような内容です。私のような美術の初心者にも面白いし、英語の勉強にも利用できそうです。これだけでは満足できなくなったので、同じ Phaidon 社から出版されている The Art Book を購入しました。500名のアーティストをABCに並べて作品を紹介している本です。