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国際標準化時代の実践FTA手法―信頼性、保全性、安全性解析と品質保証

価格: ¥3,360
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日科技連出版社
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よいかどうかはわかりませんが。 ★★★★★
FTAの使い方で、ANDとORの置きなおしにより、ANDが上の方にある図と、ANDが下の方にある等価な図で変換することにより、設計上の課題を考えやすいことを知りました。
なんでも、樹木を作ればよいのではないことを学びました。
実際の製品開発で役立てたいと思っています。

事例43
頂上事象の原因を木構造で表現。
独立した事象を前提に、失敗する最小をミニマルカットセット
成功する最小をミニマルパスセット
原因究明ツールとしては有効 ★★★★☆
1960年代にミサイル制御のために開発され、現在では宇宙・航空関係だけでなく幅広い産業で利用されているFault Tree Analysis(FTA)の実践的な解説書。最近ではスペースシャトル・コロンビア号の原因究明に利用され、話題となった。原因解明の手法としてFTAは、考えうる要素を一つ一つモレなく探っていくことができる。一見当たり前に思えるが、手順はある程度決まっていることがFTAの強みと思う。さらに条件が整えば定量的な推定ができる点が優れている。FTAは有効な技法には違いないが、万能ツールではないようだ。FTAは製品の開発や現状で発生している障害などの確定的な領域を得意とするようだ。組織の経営戦略など不確定要素の強い領域や人的要素が強く影響する組織運営の意思決定などの領域には向かないという印象を受けた。
豊富な事例も基本哲学の支えで生きるはずだが・・・ ★★★★☆
ここまで事例を豊富にそろえたFTAの解説書は他に例がないと思う。その部分では全く不満はないし、テキストも充実しておりFTAの教科書としては群を抜いた存在であろう。
しかしFTAの基本哲学の記述がすっぽり抜け落ちてしまっている。その部分はすでに読者は理解したことを前提に、現場応用を目的とした書籍ということかも知れない。

が、現場応用事例を多数そろえることに加えて、それらに共通する基本哲学を示せば完全な解説書となったに違いない。初学者はよく応用事例を欲しがるが、実際はそこに共通する法則を見出したいのである。その部分を示して欲しかった。著者の姉妹編FMEAについても同じことが言える。