設計が悪いシステムの保守でお悩みの方へ
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レガシーコードの定義ですが以下のようになります。
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レガシーコード =
テストできない、していない、設計に問題があるようなコード
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つまり、どんなに最近に構築されたとしても上記の定義にあてはまるものはレガシーコードです。
本書は、このレガシーコードを
どうやって修正、機能追加を行っていくのか
どうやって既存の設計を改善していくのか
ということが記述されています。
java, c++, c が対象となっています。(javaの扱いが一番多いです)
本書の目次をちょっとみてみると、レガシーコードで悩んでいる方は
興味を持たずにはいられません。以下は目次を一部抜粋しました。
○My Project is not object oriented. How do I make safe changes?
○I need to change a Monster Method and I can't write test for it.
保守担当以外の方でもレガシーコードに対する解決策を学ぶことで、新規開発の際に自分がレガシーコードを書かかずに済みますので、将来的な勉強にもなります。
実際に、設計が悪いシステムの保守をしています。
しかし。この本のおかげでやる気になり良いシステムにどうしたら変えていけるのか?ということを実践できるようになりました。設計の勉強にもなっています
作者の頑張れという気持ちが伝わってくる大変な良書です。
設計が悪いシステムの保守に悩んでいたら本書を手にとってみてください。
きっとシステムを改善していけるようになるでしょう。