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ないた赤おに (大人になっても忘れたくない いもとようこ名作絵本)

価格: ¥1,470
カテゴリ: 大型本
ブランド: 金の星社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:浜田広介/作 いもとようこ/絵 出版社名:金の星社 シリーズ名:大人になっても忘れたくないいもとようこ名作絵本 発行年月:2005年05月 関連キーワード:ナイタ アカオニ オトナ ニ ナツテモ ワスレタクナイ イモト ヨウコ メイサク エホン ないた あかおに おとな に なつても わすれたくない いもと ようこ めいさく えほん、 キンノ ホシ シヤ キンノホシシヤ 1406 きんの ほし しや きんのほししや 1406、 キンノ ホシ シヤ キンノホシシヤ 1406 きんの ほし しや きんのほししや 1406 赤おにの立てふだ「ココロノヤサシイオニノウチデス。ドナタデモオイデクダサイ。オイシイオカシガゴザイマス。オチャモワカシテゴザイマス。」は、赤おにの無邪気でいじらしい気持ちがこぼれんばかりです。そして最後の「アカオニクンニンゲンタチトハドコマデモナカヨクマジメニツキアッテタノシククラシテイッテクダサイ。ボ
“じんかん”−絆を紡ぐ言葉の重さ− ★★★★★
 如何に強がりを言っても人は一人で生きることなど出来はしない。ましてや力づくで相手を笑わせることなど不可能で、力づくで出来ることは人を悲しませることだけにすぎない。国語の授業みたいで恐縮だがタイトルの『泣いた赤鬼』で赤鬼は何に対して泣いたのだろうか。一つは教科書的な答えの“青鬼の心からの贈り物”そしてもう一つは“自分の願いがもしかしたら心優しい青鬼を苦悩させ傷つけてしまったのではないか”との自己嫌悪、との解釈に別れると思う。
 見かけとは全く正反対に本当は心優しい赤鬼とそして青鬼。二人とも正直に生きていて、表現の仕方が少し不器用なばかりに損をしている『悲しい姿の代名詞』そのものだと思う。子供の頃に読んだこの本を読み直してみるとそこからは色々な言葉が浮かび上がってくる。
 例えば、赤鬼の家を最初に訪ねたのは“子供達”だった。子供は自らの目の前にある事実のみで物事の実態を理解する。そこには“噂”や“先入観”などない。その結果、出てきた言葉は、大人から聴いていた鬼のイメージとは異なり“鬼は決してこわい相手ではない”という事実だった。
 こうしたことから大人が学ぶべきことは多い。もし掛け替えのない人が苦境に立たされているとしたら私達はどんな対応をするだろう。人それぞれに答えはあるはずだが、個人的に最も許すことのできないのは“知らぬふり”“無関心”でいることだ。たとえ話を聴くだけでも相手にとっては心に負った荷の重さを忘れさせる瞬間となるかもしれない。このことだけは事実である。或いはその時に交わす言葉の中から自らが直面している苦境を解決するヒントを探し出すことができるかもしれない。
 この物語は“間(=あいだ)”によって成り立っている。それは赤鬼と青鬼との間の固い絆であり、鬼と子供達の間で育まれていく新たな関係に見られる。
 物語の結末を作者の浜田広介は敢えて文字として綴らなかった。青鬼の手紙を抱きしめて泣き伏す赤鬼の姿のみを書くことで、二人の鬼のその後を読者の想像に託している。
 赤鬼の幸せを願って青鬼がとった行動は究極の思い遣りとしての自己犠牲だったが、それによって赤鬼の内面にも以前よりも強く青鬼の無事と幸せを願って止まない気持ちが生まれたことだけは確かである。“人間”のもう一つの読み方は“じんかん”でもある。
 再びこの本を読んで、僕は泣いた。
青おにの優しさ ★★★★★
この物語を初めて読んだのは小学一年生の時、学級文庫の本棚の前でした。それまで明るくて楽しくてハッピーエンドの話しか読んだことのなかった私には衝撃的な物語でした。青おにが赤おにのために自らを捨てた心根の優しさに、立ち読みしながら涙がこぼれました。相手を思いやるゆとりのない現代にこそ、たくさんのこどもたちに読んでもらいたいと思います。あの後、青おには元気にしているのか、赤おには村人たちと幸せに暮らしたのか気になっています。
まさに傑作! ★★★★★
殺伐とした世の中で、人と人との関係が稀薄になってきている今だからこそ、
この本を読んで欲しいです。たかが絵本と侮ってはいけません。
むしろこの本は大人が読むべき内容なのではないでしょか?
赤鬼のために青鬼が自ら進んで犠牲となる。見返りを求めない犠牲。
最後の青鬼の手紙と赤鬼の涙には感慨にふけるものがあります。
愛ゆえのなみだ ★★★★★
「泣いた赤おに」は、何回読んでも泣けるのですが、この「いもとようこさん」のあたたかい挿絵はまた一番のお勧めです。

鬼として生まれたからには、人間とも仲良くなりたい、そのために招待の立て札を立てる赤おに。「おに」というだけで敬遠し、立て札を疑いの目で見る村人。なかなか自分の真意をわかってもらえず悩む赤おにに友人としてある提案をする青おに。

青おにの「なにか、一つのめぼしいことをやりとげるには、きっとどこかで痛い想いか、損をしなくちゃならないさ。誰かが犠牲に、身代わりになるのでなければならないさ。」
現代にも、否、永遠に続く美しい愛の言葉です。

暴れん坊の悪い鬼という損な役割を担ったゆえに、赤おにとの離別を余儀なくされた青おにの心のかなしさ。青おにの深い友情に気付いてはらはらと涙を流す赤おにの心のさみしさ。お互いのつらさ、読者にもしんしんと伝わるお互いを思いやる愛ゆえの苦しみ。

人はさみしく、辛くかなしい体験を重ねて「優しい人間」になれるのではないでしょうか。祈りをこめて珠玉のようなこの絵本をたくさんの方々に読んで頂きたいと思います。

あなたにはこんな友達がいますか? ★★★★★
僕はこの本を読んで僕にはこんな友達がいるかなぁと考えました。この本に出てくる赤鬼と青鬼こそ親友といえるのではないでしょうか?僕にもこんな友達が欲しいです。