学校の図書館や授業で扱ってほしい
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この本ではインドネシア人で日本とかかわりの持った人とのエピソードを描いていますが、
一番最後のデビ夫人とスカルノ元大統領のお話が一番印象的でした。
そこまで、4年間統治した日本がそこまでインドネシアに影響を及ぼしていたとは
とても意外な気がしました。
デビ夫人がテレビでこのことを話してもテレビはカットするのかもしれませんね。このようなことは、デビ夫人のホームページかこの本でしか見たことがなかったので。
ただ、もちろんインドネシア人に恨みを買うことをした日本人もいるとは思いますので、
どっかの国の人みたくえばる事ではなく、日本人の誇りとして心を秘めておくことが
大事な事だと思いました。
証言は間違っていない
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問題は解釈の仕方。
物事は多面的だ。
しかも事が大きければ大きいほど、複雑に非常に多く面で構成され、主観はその面の一部を言い表しているにしか過ぎないと言う事。
傀儡政権を作り、本来の政府の下にある国民の声を聴かず、同意を得ず、後付けで体裁を成した行為を、本書のような別の国の事例でもって覆す事は出来ない。
侵略は侵略。
この本は、敵の敵は味方との言葉通り、肌・目・髪の色の異なる人々によって侵略され虐げられていた下から独立する契機となった、単にそう言う事例である。
それから大きな物事に関する本を読む上で忘れてはならないことがある。
個としての人と集団の人が示す行為は異なる場合が多々あるという事。
そしてそれらの人々が置かれている立場によっても大きく行動が変わると言う事。
上位による意志や指示、大局的な行動を観るほうが、より真実に近いと言える事。
日本がもし侵略の意志がなければ、最初からそれらの国々の民衆に欧米に立ち向かう旨、呼びかければ良かった。
そうすればこの国に限らず、他の国に於いても現地の人々と争うことなく、逆に協力を得て、日本は戦に於いて勝利していたはず。
日本国民でさえ力で弾圧していた世にあって同列以下にしか見ていなかった国々の人のために自らを犠牲にする高尚な精神が軍部にあったと考える事に於いても無理がある。
親日的なインドネシアの人々の声を知りました
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本書を読んで、更にアジアの人々の声を聞いてみたいと強く思うことになりました。戦後日本は自虐的な歴史観に囚われておりましたが、冷静に見つめ直してみると果たした役割が見えてくるのではないかと思います。そんな視点をインドネシアの人々の声を通じて提供してくれているのが本書です。日本人に誇りを感じました。
インドネシアの独立は、日本のお陰ですという証言
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戦時中に日本軍と深く関わったインドネシアの人々が証言します。
オランダによる暗黒の植民地支配時代からインドネシアを救い、独立
を勝ち取るのに大きく貢献したのは我が日本であったのだと。彼らは
言います。オランダ時代は、インドネシア民族にとって誇りの持てない
時代だった。1905年の日露戦争における日本の勝利により初めてイ
ンドネシアに民族意識が芽生えるようになったと。
本書は、戦後、GHQによる戦争贖罪教育を受け、民族としての誇
りを失ってしまった日本人に再び誇りを持つきっかけになる良書です。
余談ですが、1994年、当時村山富一首相は東南アジアを歴訪した際、
マレーシアのマハティール首相から「日本は謝罪外交を止め、アジア
が平和と繁栄のためにリーダーシップを取るべきだ」と諭されました。
また、本書は、中国・朝鮮の主張が全アジアの総意では無いことにも
気付かせてくれると思います。
先の戦争が侵略戦争ではなかったことがわかった!
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「インドネシアが今、独立できたのは日本のお陰です」という証言の通り大東亜戦争が決して侵略戦争ではなかったという事実が良くわかる一冊です。
「日本人は、この2600年余の間に、独自の日本民族の誇りと威厳を培ってきました。ところが、それをたった一度の戦争でなくしてしまうなんて、こんな情けないことはありません」
というデヴィ夫人の言葉が胸につきささります。
マスコミがよく言う「日本は、先の戦争でアジアの人たちに迷惑をかけた」という言葉がいかにウソであるかが納得できました。インドネシアや台湾、インドの人々、もちろん表面に出てきませんが、韓国の人でさえ、日本に感謝している人は多いのです。