おすすめです
★★★★★
私自身、ダウン症児の母親です.
障害者の親として、障害者が歩んできた道を知りたくて拝読しました。
ナチスによるユダヤ人の虐殺は有名ですが、障害者も安楽死させられていたとは、恥ずかしながら知りませんでした。本は、自身障害者である筆者が、虐殺の始まりから、顛末までを簡潔に書き出しています。
何故、人は障害者をおそれるのか、まであぶりだします。自分自身の心の闇と対峙することが出来ました。
ページ数は少ないですが、各国の障害者に対する応対なども参考になりました。また最後の方、障害者の方の対談が心に響きました。
障害者の親、必読です。