中古品でも何も問題ありませんでした。
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中古品でも何も問題ありませんでした。ありがとうございました。また、よろしくお願いします。
鮮明な音質になりました!
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このアルバムのオリジナル版は、音が少し小さかったが、それに比べると、このSHM-CDは鮮明な音質になりました。
ジャケットの画像も大きくなり、より豊富に掲載されています。
新装ライナーノートは「Amarantine」の執筆者と同じ服部のり子氏で、エンヤ本人が出演したドキュメンタリー映画「ガイア・シンフォニー」についても色々と書かれている。
この映画には、このアルバムの楽曲が多く使用されている。
「水」「旅」がテーマであるが、エンヤの育ったグウィードーは、海に面した土地で、すぐそこには山が迫っている。このあたりは気候が刻々と変化して、急に靄が立ち込めることがあると言う。
そんな風景がこれらの楽曲に現れているのである。
ところで、ボーナストラックの「Storm In Africa Part2」は雷の音で始まる英語で歌われたシングルヴァージョン(ヴィデオクリップになっているのもこれ)、「Morning Glory」(朝顔)は、エンヤとしては数少ない(?)夏ソングである。
祝初デジタル・リマスター+SHM−CD盤発売
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今から20年以上前のリリース以来、初のデジタル・リマスター。そのデジタル・リマスターとSHM−CD盤であることのどちらが決定的な要因か、あるいは両者の相乗効果なのか不明だが、音が旧盤(私が持っているのは89年日本盤だが)より格段によくなったことを寿ぎたい。本作の場合、エンヤの作品を特徴づける多重録音の厚みが増すだけでなく、タイトル曲や「ストームス・イン・アフリカ」等の弾む音のキレの良さに大満足だ。エンヤの音宇宙がより広がりと輝きを増し、旧盤より強く心が揺さぶられる。
内容に関してはエンヤの名声を世界に刻印した歴史的名盤で、どの曲も非の打ち所がないが、特にM1、M4、M7が大好きだ。そのM4のパート2がボーナス・トラックM12として収録されたのが意義深い。雷の音から始まるアレンジで、これまで4トラックス・EP盤でしか入手できなかったのが、本作でM4とともに聴けるようになったとは、新しくエンヤ・ファンになる人を羨ましく思う。もう1曲のボートラM13はピアノとエンヤの声が主体の佳曲だ。Book of Daysのsingle盤に収められていた曲で今は入手が難しいから、これも貴重。
ジャケ写真と一体の原歌詞を記載した冊子が豪華になった等、89年盤と比較して全体的にパッケージ・デザインも良くなったと思う。しかし、89年盤CD表面には曲名等が独特の筆跡で印刷されていたのに、本作のCD表面は素っ気ないものになった。また、89年盤もそうだったが、ゲール語の歌詞が訳されていない。特にM4の歌詞がゲール語であるのに対し、M12は歌詞を英語にしたもので、上記EP盤は日本語訳つきだったのだから、本作でも日本語訳をつけるのは簡単だったはず。以上はささやかな注文です。