バンデット・キース、ブルーアイズホワイトトダゴン、サイコショッカー

いやはや、なつかしいキャラが出まくりで思わず読んでしまいます。

しかし、オリジナルに比べ何かが足りません。

その答えは「人間の心」でしょう。平凡な意見ではありますが・・・・・

カード付属の１巻の後のカード無しの２巻
そしてその後に発売されたカード付属の３巻
なぜ２巻にカードを付属しなかったのでしょうかね？
得意の商法でいけば買い手も増えただろうに・・・
確かに１巻と３巻を買ってしまえば間の２巻の内容を知りたくなり、
買わなくてはならない流れになるかもしれませんがその必要はまったくないと思われます。

ストーリーもさほど変化せず
相変わらずカードバトルしかしませんので

だから実際に本屋に行くとＲの２巻だけ異様に多くビッシリと並んでたり・・・
悲しい光景ですが、それだけ買い手の目的が明確にされている漫画なんだなと思う。

本編では描かれなかったヒロインの哀切

奪われたヒロインと会社を取り戻すため、城之内・遊戯、そして戦闘機に仁王立ち（!）で戻ってきた海馬がそれぞれにいつもの決闘を繰り広げる。

一方、
黒幕・天馬に双子の兄弟がいることが発覚し、彼に自分と闇遊戯との関係を重ね見る遊戯。
再会はしたものの触れ合うことの出来ないヒロインと闇遊戯に、魂だけの存在である彼とそれに淡い恋心を抱くヒロイン・杏子のすれちがいが暗示される。

本編ではあまり深く描かれることのなかった登場人物の心理の細やかな動きが、この巻、そして「R」作品ではわずかにクローズアップされている印象。

カードはつきません。