壁の花シリーズ1作目!
★★★★★
壁の花シリーズは、様々な事情から壁の花に甘んじている4人のレディ達が、力を合わせて結婚相手をつかまえようとするお話です。
第一弾は、没落貴族で美しいアナベルのお話。
いくら美しくても持参金がなければ誰も結婚を申し込んでくれません。誘いをかけてくるのは実業家のサイモンだけでした。
貴族と結婚しなければならないと考えていたアナベルはサイモンを拒絶しますが、心はだんだんと惹かれていき…。
この作品の面白さは、何といってもキャラクター設定につきると思います。
壁の花の4人は個性が豊かで、欠点でさえも可愛く感じます。
そして4人の友情がとても良いです!
ハンプシャーの豊かな自然の中、人気のない野原で下着姿でラウンダーズをする様子はとても爽やかで、美しいです。
一度読み始めるとぐいぐい引き込まれて途中で本を置くことができず、気付けば残りの3冊も買っていました。
このシリーズは今まで読んだロマンス小説の中で一番好きです。
ぜひぜひいろんな人に読んで欲しいです。
癇に障るが気になるアイツ的ヒーローと…
★★★★☆
貧乏貴族のアナベルと叩き上げで成功を収めた実業家サイモンの話。
今は貧しくとも、れっきとした貴族の娘として育てられたアナベルにとって
良家に嫁ぐ事=人生の成功という考えが根付いているのも仕方の無い事。
ゆえに、金はあっても肉屋の息子でしかないサイモンとの結婚はありえない話。
アナベルがこの「貴族であらずは人であらず」的な考えを改めるまで、二人の関係は
なかなか進展しません。ちょっともどかしくもあるし、アナベルがあまりにも
結婚、結婚言うのが少し浅ましく感じなくもない。ただ、アナベルには
そうするだけの理由と事情もちゃんと説明されてるので、理解はできます。
二人がアツアツになってからはとても楽しい作品です。
リサ・クレイパス、あなどれません
★★★★★
壁の花シリーズの評価、原作者、リサ・クレイパスの評価が高いのが気になって、読んでみる事にしました。
時代背景と、結婚の為だけにストーリーが進んでいく所に初めは抵抗があったのですが、
舞台となる場所の景色、細かい仕草から読み取れる感情、登場人物一人一人の人生観、個性は、リサの筆力から面白い程に伝わって来て、
登場人物それぞれに感情移入でき、最後迄飽きませんでした。
読者をやきもきさせるためなのか、ちょっと、グダグダしてる所があるのは否めませんが、
ヒロイン4人が、自我をしっかり持っている事、
一見非情に思えるヒーローが、人間的で、自分を捨てる事無く、愛する女性を守り抜く所等は小気味良くワクワクします。
2作目の「恋の香りは〜」は、出来るなら仕事を休んでも続きを読んでいたいと思え、
今3作目の「堕天使〜」に入り、残りあと一冊と思うと、4人のヒロインやヒーローとお別れするようで寂しいです。
それだけ、心に入り込んで来たシリーズものになりました。
面白いんだけど・・・
★★★★☆
「壁の花」四部作の第一作目です。
文句なしに面白いです。ヒーローのサイモンの言動が甘〜くて、胸キュンです。
しかし、主人公のアナベルが22歳にしては幼く、☆マイナス1つです。
19世紀半ばのイギリスのお話ですから、彼女の考え方も仕方がないのでしょうが、
物語のヒロインとしては、私は好きになれませんでした。
そんなヒロインにも、サイモンはいつも優しいんですけどね。その点は安心して読めます。
でも、最後は本当に良かったと思えます。
こんな事まで起きなければ成長できなかったのか、とは思いますが、
それでも、二人が愛を確かめ合えて安心しました。
次回作もとても楽しみです。
The Best Work of Lisa
★★★★★
This is the best Lisa's book ever. Keep you awake all night just to finish it.A wonderful story!If you are an avid fan of Lisa Kleypas than you shoul read this book. The chemistry between the two characters sizzle!. I loved Annabelle who was both weak and strong.
In conclusion, this book....Highly recommended !!!