それよりはるかに、共感したり、更に深く考えさせてもらったり、教えられた事の方が多かった。
根底にあるのは宗教的な見方だが、偽善的や依存的ではなく、生きる上での指針となるべき心強いものだと思った。
どんな事でも妄信的になってはいけないだけなのではないかとも思った。
著者がよく言う「ほどほど」「いい加減」の効用。
それは自分と他人に対する寛大さであり、許しにも通じる。
それが身を助けること!にもなる。
寛大であることは、放任や迎合、諦めとはまったく違うものであり、戦わずして勝つということにもなると思う。
それがタイトルの「自分をまげない」という事だと思う。