しかし本書を読むと、オランダの場合は文字通り「雇用革命」であり、働き方、生き方を変える「構造改革」の一方策であることがよくわかる。
オランダに学び、日本での導入策を考え、豊かな暮らしとは何かということをあらためて考える上で大いに参考になった。カタカナや数字が多くて、ちょっと読みにくかったけれど、それだけ実証的ということだろう。「総論ばかりで具体策がない」と批判される(笑い)小泉首相はじめ安直な賛成・反対両派にぜひ読んでも!!らい、論議が深まることを期待したい。