とにかくすばらしい挿絵です。 是非「中身を見る」をクリックしてみてください。 2台の列車(1台は本物、もう1台はおもちゃ)が西をめざして走ります。 全ページで、左ページの「本物」と右ページの家の中を進む「おもちゃ」の絵が、微妙に関連しています。 読者は左右の絵を交互に見ていろいろな発見ができます。3歳の娘も楽しんでいましたが、大人の私も楽しめました。 図書館で借りたのですが、購入しようと思っています。 逸品です。
作者についても一言。
"Goodnight Moon"、"The Runaway Bunny"で知られるマーガレット W.ブラウンさんの1947年の作に、2001年にDillon夫妻が挿絵を新たに描いて発行されたのがこの本です。 文の作者もすごいが、この挿絵画家もすごい。 卓越した挿絵に与えられる「コルデコット賞」を2度も受賞しているつわものです。
後世に残る絵本だと思っています。