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ビジネス力の磨き方 (PHPビジネス新書)

価格: ¥840
カテゴリ: 新書
ブランド: PHP研究所
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大前研一式 仕事の発想法 ★★★★★
 薄い新書の中に、大前研一氏の仕事のヒントが満載。
 朝の重要性、仕事を頼むときは出来上がりのイメージを具体的に伝えておく、金曜夜から土曜にかけては趣味に時間を充てる、など具体的なアドバイスが豊富で役に立った。
時間の経過とともに見返したい1冊 ★★★★★
大前さんは御存じマッキンゼーの日本支社長を務めた、コンサルティング業界のドンともいえるお方です。

著書をいくつか読んでいますが、かなり胸に刺さる強いお言葉がいたるところに出てくるので(いや、出ずっぱりか・・・)、毎回強い衝撃を受けたり、頑張らねば!という意欲が湧いてきます(汗

本書は語学力、財務力、問題解決力といった、大前さんが必須スキルと考えている具体的な内容とは違う、仕事の能率やスピード、効果、影響力など、やや抽象的な分野について書かれています。

マニュアルに沿った、これまでの工業化社会的な仕事は、すぐに外国人労働者やコンピューターに代えられてしまう。
では、何で仕事をしてメシを食っていくか。
その時に大切なのは、学歴ではなくて本書が示すビジネス力ということになるのでしょう。

大前さんの本は、いちいちもっともなことが書かれているので(あ、いい意味でですよ笑)、基本的に実行できるところにまで持っていけるかにかかっていると思います。
今できることから実行する意志が必要ですね。
時間の経過とともに読み返したくなる1冊です。

「勇貴のスキルアップ読書感想文」
http://skilupreading.seesaa.net/
ボーダレスに活躍するための力 ★★★★☆
「プロフェッショナルというのは、
 業種や国籍に関係なく、
 もっとも効率の良い場所や方法を使い、
 生産性の高いビジネスを行える人のことだ。」

時代も環境も大きく変わった現在に、
どこでも通用する普遍な力について解説し、
著者の経験を元に鍛えた方などが書かれています。

一見薄い本ですが、
内容は濃く、私は読み終えるのに時間がかかりました。

最近流行っている「すぐに使える」「実用的」な本ではなく
自分の人格、思考法、メンタリティーを一新させるような
本質にせまった良書です。
ビジネス力はやはり総合力!!を思わせる1冊。では総合力とは??詳しくは本書で ★★★★☆
【そんなあなたに本書をお勧めします】
・一流大学→一流企業と無難にエリート路線を歩んで来られて、今後も安泰だと思っているヒト
・会社の中での評価が中の上くらいだから、今後も今まで通りにいくはずだと思っているヒト
・結局日本は強い、今後も日本は世界のリーダ的存在と思っているヒト
・英語?財務?経営知識?IT?そんなものできなくたって、会社の看板があれば結局勝ち組と思っているヒト

【thekankichiの書評】
 本書は、当たり前といえば当たり前だが、これまでの大前作品で一貫して述べてきたことを、非常にわかりやすく噛み砕いて説明している。端的に内容を説明すると、論理的思考力、財務力、問題解決力、コミュニケーション力をベースにして、先見力、突破力、影響力、仕事力、人間力を総合的に磨き上げることによって、本当の意味でのビジネス力が身に着くと言っているわけだ。これは単に社内や既存の組織でのみ通用するだけではなく、自身で起業する場合や、競争の激しい外資系企業などでむしろ発揮させる能力ではないかと思う。
 既存の日本的といわれる、封建的組織では、こうした能力は組織の軋轢なんかを生み出し、本音のところでは周囲から煙ったがられて、総論ok各論NGという状況になるのではないか。そこで二の足を踏むか、アクセルを踏み込んで「どんどん浮いてやりたい」と思うかが、本書並びに過去の大前作品で述べられていることを実践し、実現できるかの分水嶺だと思う。

 私は本書も読んでみて、改めて、大前作品並びにその著者である大前研一氏の説明力、思考スケールの大きさを感じた。とにかく分かりやすい。また各章建ては一貫したストーリーで書かれてはいるが、個別の章のみを繰り返し読んでも常に新しい発見があるのではないかと思う。

 自分で「もっと成長したい!!」「壁を突破したい!!」「まだまだこんなもんじゃない!!」と思っているヒトは勿論、自分で完成されたエリートと思っている方にも是非一度読んで頂きたい。
短時間で読み返せるのがいいな ★★★☆☆
従来とは仕事が変わった(従来=工業化社会)、
一人の人間が世の中を変える世界になっている、
競争に勝ってプロフェッショナルになれ、ということを
先見力、突破力、影響力、仕事力、人間力という切り口で
書いています。

ビジネス力をこの5つに分ける必然性はわからないが、
すんなりと読みやすい構成になっており、短時間で読み
返せるのでたまに読み返して初心に返るのにはいいかも。