読むタイミング。
★★★★☆
実に伸び伸びと書いている感じがする番外短篇集。
テンポの良い話と悪い話とがあるが、読み易さはバッチリ。
本篇の補完になっている話もあるので、出版順に読むか、本篇読了後に読むのが適しているかと思う。
レヴュアは読了後に読んだ。
しっくり来た。
短編もおもしろい。とらドラはキャラが秀逸
★★★★★
終盤戦にかけて、本編の竜司がぐちゃぐちゃと鬱陶しい中で、このスピンオフはさらりと笑わせてくれて、楽しめます。ラブコメはこうでなくちゃ。それから、サブキャラの春田やゆり先生の話も秀逸。とらドラファン必読の一冊です。
う〜んこれは・・。
★★★☆☆
ダイエットの話と先生の話はとても良かったのですが、他のお話は・・・。彼女が出来た謎を知れたのは良かったですが、内容・・・(;'∀`)
なるほど。の詰め合わせ。
★★★★★
アニメでは数十秒のシーンだったりBGM化してるシーンが立派な1本の話になっています。そしてそのどれもが本編と遜色ない読み応えで、それでいて干渉しない。見事なスピンオフです。色々と細かいネタが入っていて、その時期に発表された作品なんだなーとストーリーとは別のところでも楽しませていただきました。
竜児と大河の日常をメインにした”笑える”短編集
★★★★★
本編のシリアスな雰囲気をちょっと一休みして楽しめる短編集である。全5編。竜司も大河もメシ食い過ぎ!というくらい食事のシーンが多く、肉まんを頬張る大河の表紙にもある意味納得である。その食べ過ぎの結果ダイエットに励むことになった【虎、肥ゆる秋】ではエアロビクス・HARD教室の面々が繰り広げるハイテンションな弾けっぷりが凄まじい。【THE END OF なつやすみ】も冒頭の壮絶なバーベキューのシーンでまたも食いモノ絡みかと思わせながら、これが原因で意外な方向にいってしまう話だった。続く【秋がきたから畑に行こう!】は竜児が学校の裏庭に造った『高須農園』と台風の話。何気に交流を深める園芸部との「無言のやりとり」が微笑ましい。ここまでは竜児と大河のハチャメチャな日常と2人の普段の仲好し振りが垣間見える作品群である。しかし、本巻の白眉は、実は独身(30)の話【先生のお気に入り】ではなかろうか。独身(22)時代のエピソードなのだが、作者と同じ「働く女性」だけに筆も進むようで、依存する生徒、依存する彼氏、つまり依存する甘ったれ男に対して何気に言いたいことを言っている、というか書きたいことを書いている気がする。要は「おんぶにだっこ」はダメよと、人間関係なら甘えたり甘えられたりするのは当然だが甘えっ放しなのはどーなのよと暗に示した含蓄ある作品である。それでも不登校児を救ったんだから独身(22)は称賛されてしかるべき。ん?春田の話?【春になったら群馬に行こう!】?……うん、春田よくやった、頑張ったよ、ちゃんと男を見せたよ、えらいよ春田、やっぱりクラスの人気者になるよ……アホだけど。おそらくこれは本遍でアホ役を一手に引き受ける春田への作者からのご褒美なのだろう。