10年ぶりに聴いてみたら、
★★★★☆
10年ぶりに聴いてみたらかなり面白かった。
綺麗過ぎないところに美しさがあると思う。(綺麗に作り過ぎると単なる消耗品になってしまう。)これくらいゴツゴツしててイビツなほうが楽しめる。
このアルバムのサウンドは、ファンクやヒップホップのサウンドのマジック 〜 熱さとクールさの共存、粗さと繊細さの共存 〜 から学ぼう(あるいは盗もう)としているサウンドに聞こえる。
ファンクやヒップホップというのは命懸けの闘い(の音楽)だと思うし、このアルバムのサウンドは命懸けの闘いというよりポップなアートだけど、このときこの人達がこのサウンドに込めた想いやこの人達の真面目さは、10年経った今、かなり新鮮に聞こえる。
10年前にごく普通のアルバムに聞こえたこのアルバムが今かなり良いものに聞こえるのは、(1)その後のポップスがいろんな意味で落ちていったから、(2)単に自分が歳を取ったから、(3)それ以外の理由、、、わからなくなってきた(汗)
とにかくこの1曲目は2010年の今、相当素晴らしいポップチューンに聞こえる。(古い?)
10年ぶりに聴いてみたら、
★★★★☆
10年ぶりに聴いてみたらかなり面白かった。
綺麗過ぎないところに美しさがあると思う。(綺麗に作り過ぎると単なる消耗品になってしまう。)これくらいゴツゴツしててイビツなほうが楽しめる。
このアルバムのサウンドは、ファンクやヒップホップのサウンドのマジック 〜 熱さとクールさの共存、粗さと繊細さの共存 〜 から学ぼう(あるいは盗もう)としているサウンドに聞こえる。
ファンクやヒップホップというのは命懸けの闘い(の音楽)だと思うし、このアルバムのサウンドは命懸けの闘いというよりポップなアートだけど、このときこの人達がこのサウンドに込めた想いやこの人達の真面目さは、10年経った今、かなり新鮮に聞こえる。
10年前にごく普通のアルバムに聞こえたこのアルバムが今かなり良いものに聞こえるのは、(1)その後のポップスがいろんな意味で落ちていったから、(2)単に自分が歳を取ったから、(3)それ以外の理由、、、わからなくなってきた(汗)
とにかくこの1曲目は2010年の今、相当素晴らしいポップチューンに聞こえる。(古い?)
ここから
★★★★☆
このアルバムはこれまでのスウィング・アウト・シスターのアルバムの中でも、最も粗めのアレンジ、というかデモテープを出来るだけ弄らないことを意図的に行なったアルバムです。その結果、これまでのシルクのような滑らかで流麗な彼らを知っているリスナーは正直、面食らったでしょう。彼らの弁によると、「アイデアを磨きすぎず、なるべく生のままにしておくと、ぐっとリアルなものになるということを学んだ」ということで、今までになくシンプルでイビツなサウンドプロダクションになっています。そしてその試みは、完全にはうまくいかなかったのです。しかし、彼らが言っている通り、生の音つまり音の生命感は、最初の曲のイントロが始まった瞬間、即座に感じました。アイデアの原型がそのままむき出しになっているのが本作だと思います。しかし、それだけではうまくいかなかった、その経験が次作「サムホエア・ディープ・イン・ザ・ナイト」でこれ以上ないくらいに活かされ、完全に一歩抜きん出た素晴らしいアルバムになったのだと思います。つまり粘り強く丁寧にアレンジをしながらも、音の差し引きは大胆さにやるということです。そういった意味で、このアルバムでの試みは、非常に有意義だったと思います。今後のスタンスの分かれ道に、彼らは果敢に挑戦することを選んだということだと思います。
少し暗めのS.O.S
★★★★☆
このアルバムも他のアルバムに違わず、優れた楽曲が多数収録されてます。購入した事に不満はありません。ですが、何だか奇妙なサウンドなんです…。切れの悪いサウンド、とでも言ったらいいか。曲は良いのに音が悪い。サウンドデザインが独特で、すっきりしない。徹夜明けで見た朝日、みたいな…。美しいサウンドではあります。
汚れと夢
★★★☆☆
タイトルを訳すと↑になるんだけど、それが象徴する
ような幻想的な曲が多い。
特に、ダークでありながら軽快で美しい2曲目と、
それに続く3~4曲目の流れは本当にきれいだと思う。
幻想の世界に連れて行ってくれる。