青池先生のブラックジャック :あ〜、面白かった
★★★★★
なんと少佐&伯爵&ブラックジャックの夢の共演!
青池先生目当てのみで購入。
扉絵入れてほんの25ページの短編にもかかわらず、
エロイカシリーズと基本展開は変わらずの、
しっかりと読み応えのあるストーリー。
少佐の任務が発生し、A君と共に行動開始。
少佐と伯爵のターゲットが一致して、いつものようにはちあわせ。
最後にはちゃんと任務完了。
う〜ん、中身濃いです。さすがです。
ジェイムズ君が対抗意識を燃やすのも…ぷぷぷ…笑えました。
…日本での第2回戦はあるのかな?
エロイカファンなら見逃すわけにはいきません。
手塚治虫を知る人も、知らない人も、ぜひ!
★★★★★
何が何でもブラック・ジャックである。彼のイメージ、業績、ポリシー、性格、生き方、ピノコとの関係や、作品そのもののヒューマニズムとシニカルな視点が、今、ここに甦る!
とまあ、そんな感じだろうか。少女マンガ家から少年漫画・劇画家、最近は見なかったベテラン作家まで、オムニバス追悼特集のようなごった煮の味わい、迫力である。
作家としては、巻頭を飾っていた青池保子、とりを取っていた永井豪によって、この1冊は幕を開け、閉じるように非常にうまく編集されていたと思う。なかなかにマニアックな人選だが、1よりはこの2の方が面白いと思う。
青池保子大先生
★★★★★
風の噂に「どうも青池保子のブラックジャック・トリビュートがあるらしい」と聞いたのは、雑誌が出たうんと後で・・・話題に遅れまくって読めずに落胆していたところ、出たそうじゃないですか、単行本!!! 買いましたとも、読みましたとも。青池ワールド炸裂で、ブラックジャック、顔ながっ・・・でも、いいんです。青池保子大先生は、長髪、長顔、サド目の三点セットあってのものなんですから。やっと読めて、すっきりしました。よかったー。
夢の共演
★★★★★
青池保子さんの作品は、エロイカやエーベルバッハ少佐とBJが共演する夢の作品。
永井豪さんの作品はBJというより手塚氏に捧げる作品で
手塚キャラクターのオンパレード。
他の作品もすごいですが、この2作のためだけでも買う価値あり!