終末期患者からの3つのメッセージ
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大切な人に伝えていますか? あなたの気持ち
大ベストセラー『死ぬときに後悔すること25』の著者が贈る静かな感動。
満たされた死を迎えた人の共通点とは?
◆「エチカの鏡」や週刊誌などでも話題の緩和医療医として1000人の死を見届けてきた著者が、
後悔しない最期を迎えられた終末期の患者さんたちに共通する3つのことを一冊の本にしました。
◆本文より
後悔のない最期を迎える人に共通する3つの特徴とは?
客観的には幸福だっただろう人が「私は世界一不幸です」と嘆き、
客観的にはこれ以上過酷な人生はないかもしれないという人が「私は幸せでした」と微笑む。
それが人生の終着点を前にした人間の姿。
どうすれば後悔しない一生を送れるのか?
今、自分が苦しんでいるのはなぜか?
死を前にした方々から比べれば、その自分の苦しみはどうなのか?
自らの弱さとは何か?
人生の究極の到達点とも言える終末期の患者さんのエピソードとともに、こういった疑問について考えることで、
あなたの今ここからの人生を充実させることができる。
最後に「いい人生だったな」と自らの人生を振り返るために、今読んでおきたい1冊。
●目次
はじめに
・第1章 死が遠くなった世界
遠き落日
死ぬときに後悔しないために
昨日今日とは思わざりしを
死とは敗北なのか
・第2章 欲をどう扱うか
終末期の患者さんが教えてくれる幸せ
理解への渇望を超えて
心の重荷はどこから来るのか
欲はどこまで減らせばよいのか
終末期患者からの3つのメッセージ
望みすぎず生きる
メッセージ①│しかるべきとき
・第3章 怒りを減らし、つながるために
すべての怒りから自由になるには
怒りが生まれる場所
モンスターが生まれる理由
理不尽を乗り越える処方箋
こころを交わす
残りわずかな時間のなかで
つながりを回復する
メッセージ②│つながりを編む
・第4章「絶対」のない世界をどう生きるか
人と人との問題に絶対的な解答はあるのか
そこにマニュアルはない
バランスの保ち方
◉がんばりすぎない
◉欲張りすぎない
◉勝ちすぎない
生き方に絶対はあるのか
限られた存在を愛する
本当の希望が生まれる場所
幸福が輝くために必要なもの
勝ちと負けだけではない
死期を早める人、延ばす人
メッセージ③│2周目に見つけたもの
・第5章 後悔少なき死を
負の感情から自由になる
とらわれなく舞う桜
父から受け継がれたもの│求めなかった愛
おわりに